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自身の”得意”を掛け合わせ、岬町に愛着をもってくれる人を増やしたい!
大学時代は教員を志すも、まずは社会にでて自分の世界を広げようと考え、新卒でIT企業に入社。その後、地方創生やいろいろな地域・人に関わることを軸にキャリアを築いてきた宮井さん。
そんな宮井さんは、先日大阪府岬町の複業タレントに就任しました。地方自治体に入り込む理由や今後描く未来について伺いました!
▼岬町とAnother works の取り組みについてはこちら
*プロフィール
![宮井_マーケテイングアドバイザー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58251555/picture_pc_5d4a0c633faeecdee82222f1d8a2d4d1.jpg?width=1200)
宮井 知美氏
大学卒業後、ナイル株式会社にて広報・自社メディアの広告運用を担当。その後転職をきっかけに、地方創生アプリの運営や広告代理業に参画し、Webマーケティングに幅広く携わる。現在はIT企業にて新規事業を担当しながら、マーケターとして活動。地域にも興味があり、Another works の岬町複業プロジェクトにマーケティングアドバイザーとして参画。
教員を目指す中、地方創生に興味が
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58252098/picture_pc_f3e00e623412fe4d8be6fe121a0fa7a0.jpg?width=1200)
ーー大学時代は教職課程を履修していたとのことでしたが、新卒で民間企業に就職したのはなぜですか?
大学時代に勤めていたアルバイト先で、いろいろな方に出会ったことがきっかけです。
お話をする中で、大学のあった湘南だったり地元の静岡であったり、その土地に根付いている人によって、思考も違うなと気づき驚きました。もっとたくさんの町に関わってみたいと興味が湧きました。
自分はそれまで学校の中でしか生活したことがなかったので、まずは社会に出て世界を広げてから教員になろうと考えました。ただ、社会に出てみたら与えられる影響や関わる人達に魅せられてしまい、教員にはなっていません。
教員を目指していた私に別の新たな道を教えてくれた方々には、本当に感謝しています。そして、その方達がいる町のお手伝いがしたいと思うようになり、そこから地方創生に興味をもち始めました。
手当たりしだいに動く中で、本業と離れたところで、北海道や高山の農家さんとの縁に恵まれ、遊びに行かせていただいたり、お仕事を手伝わせていただいたり、自分がどう地域に関わっていくかを考える機会をたくさんいただきました。
ーー新卒で入った会社は、地方に対してどのような事業をされていたのですか?
最初に入った企業は、地方創生とは関係のないWebやスマートフォンアプリに関連する事業を行っていました。
無機質だと感じるWebで、自分がやりたいことができるのか?を迷っていたときに、当時の先輩から
「君がその冷たいと感じるWebを理想の形に変えていけばいいんじゃない?ここで学んだことがいずれ自分のやりたい事につながると思うよ」
と言っていただいて。
その言葉をきっかけに、自分のやりよう次第だよな、いろいろな可能性を模索していこう、と今のキャリアの一歩を踏み出しましたね。
自分のスキルを活かした複業
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58252275/picture_pc_ca6e7bf370a210d5d5e2dbc5ca88af95.png?width=1200)
ーー複業を始めようと思ったきっかけについて教えてください!
きっかけとなった出来事は2つあります。
まず30歳という節目を迎え、ずっとやりたいと思い続けていたことにチャレンジしよう、と考えたこと。そして今勤めている会社からの後押しがあったことです。
本業の方でマーケティングから遠ざかっていた期間、スキルだけは自分の手元に置いておきたいと思い、複業先を探していました。
しかし、会社の支援体制を確認しないまま、ダラダラと案件だけをみているだけの状態でした。
そんな中、経営陣の方から複業推奨のお話があり、その言葉に背中を押されました。この2つが複業を始めたきっかけです。
ーーマーケティングスキルを活かしたいというところで、今回岬町のプロジェクトではどのようなことをやりたいと考えておられますか?
マーケティングは幅が広いです。深層意識のところでふっと思い出してもらう認知拡大戦略なのか、実際に人を動かす部分なのか、リピーターを作る部分なのか。
私の場合は、実際に人を動かすというところをずっとやっていたので、そこが強みですね。
今回の岬町のプロジェクトであれば、岬町に来ていただくという部分。
ですがそれだけではなく、来てくれた人がさらに岬町を好きになって、愛着をもっていただけるような仕組みも考えていきたいです。岬町の親密な関係人口をどんどん増やしていく、というところでもお手伝いできればと思っています。
マーケティングの可能性を行政に伝えたい!
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58596795/picture_pc_c880ebea515475916fc394b426999281.jpg?width=1200)
ーー岬町に関わる上で、どんな町になったらいいなと思われますか?
どんな町にしたいかというのは、実際に住んでいる皆さんが考えて実現していくことだと思うので、私からはこうなってほしいということは言えません。
しかし、私が岬町に関わることで、少しでも影響を与えることができたらなと思っていることはあります。
マーケティングでできることはいろいろあり、とにかく「何にでもできるんだ、いろんな可能性があるんだ」とワクワクしてもらいたい。そんな気持ちを、これから関わる職員の皆様にもっていただけるようなアドバイスができればと思っています。
マーケティングのおもしろさを知り、私達が離れた後でも活用してみようと思っていただけるくらいの影響を与えられたら嬉しいですよね。
ーー素晴らしいです。自分が抜けた後も自走できる仕組みを考えていただけるのは大変心強いです!
岬町のプロジェクトは3ヶ月という短い期間ということもあるので。普通にやっていたら、あっという間に終わってしまうと思うんです。
なので、職員の方々にワクワクしていただき、前向きな気持ちを育てるというところをサポートして、その先に繋がっていくことを願います。
ーー最後に、いまやりたい事や今後挑戦したいことについて教えてください!
今やりたいことは、やはり岬町のプロジェクトです。本業と両立して、どちらも成果を出すということが1番の目標です。
岬町のプロジェクトが終わったあとは、そこから他のプロジェクトにも携わる機会を増やしていけたらいいなと思っています。
私にとって個人で地域と関わっていくのは今回が初めてなので、第2第3の地域をどういう形で関わっていくのが良いのかはまだわからないですが。まずはこのプロジェクトを精一杯やって、その先は縁のある地域とも、そうではない地域とも関わりを増やしていきたいです!
取材:犛山創一
編集:高岡慧
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