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【高城レコ】SOHOの夜 in 香港

高城剛さんのメルマガ、Future Report Vol 266, Part 2「Q&A コーナー Q.7」にて世界のカクテルのトレンドの質問を受け「数年前の作品ですが、いまでも斬新だと思います。」として紹介されていたアントニオ・ライさんのシグネチャーカクテルが飲めるバーです。

過去のメルマガをプレイバックとなりますが、現在も筆頭ミクソロジストのAntonio Laiさんが率いる人気のお店でメニューをめくる度にあふれ出るインスピレーションが爆発します。実際にお店でカクテルを嗜めば、きっと何か良いアイデアが生まれるかも。

仕事に私事にを合い言葉に、ことあるごとに世界を旅する高城さんが2016年に紹介してくれていたミクソロジストというワードにも驚きました。正直、2024年の今ですら、まだ日本にはミクソロジストという名称は「早い」と感じてしまいます。せめて、あと1、2年というと、本当に文字通り日本は「10年遅れている」と言われてしまうのでしょうか。さすが時代の先の先の更に先を行く、高城さん、驚くべしです。



香港のSoHoで得るインスピレーション

香港のSoHo地区、その活気あふれるストリートは必ず足を運びたくなってしまうエリアであり、その中心に位置するQuinaryはアクセスがしやすい場所だと思います。世界にミクソロジストというい言葉がどこまで浸透しているのかわかりませんが、「バーテンダー」ではなくミクソロジスト」と称されるアントニオ・ライが率いるチームが、科学と芸術を融合させた革新的なカクテルを創り出しています。名前もそれを表すかのようにQuinaryとは五進法という意味だそう。って、五進法ってなんだろう?

アントニオ・ライのラボ(研究室)とも言われているカウンターバーでは、ロータリーエバポレーターやその他の精巧な機器を使用して、フレーバー付けされたスピリッツを再蒸留したり、低温調理法で独自のエッセンスを抽出しているそうです。この技術により生まれたのがメルマガでも紹介されていたQuinaryのシグネチャードリンクである「アールグレイキャビアマティーニ」ですね。

「洗練」されたという言葉がぴったりとハマる

ボーダーレスな時代、やはりメニューはウェブサイトでチェックする事が出来ます。

https://www.quinary.hk/_files/ugd/7c65c8_3dfd0bd239604bbb93bc76c81d75f35b.pdf

梅酒ベースの「ノスタルジア」を香港のネオン光る街で飲むのも良いですし、「リトル・ミス・アンコ」は中々な脳みそぶっ飛び系ですね。全く持っても合わそうと思わない組み合わせ。

それは日本人ではないから為し得るわざなのでしょうか?それともただ伝統に捕らわれ続けている日本人の弊害でもあるのか?枠を飛び出したり、飛び出す行為って2024年の今でもドキドキしますよね。

伝統に捕らわれるのではなく、伝統を磨き光らせる。その為には、海外に出る、移動する。移動距離とアイデアは比例するは、高城さんの伝統的なマントラですが、まさにその通りだと言わざるを得ません。

ミクソロジストの未来とは何なのか?

ディグればディグる程、自身の過去の香港旅の風景がプレイバックされ、旅をしたくなる衝動に駆られてたまりません。香港っていいですよね。最近はひまわり運動でリーダーだった、カナダに亡命した周庭さんの件もあり、ちょっと暗い印象を受けてしまいましたが、やはり最先端の国のひとつでしょう。

一流のミクソロジストはトップのセレブリティであり、恐らくそのバーカウンターには、高城さん始め数々の人を魅了してきたのだと思います。やっぱりオシャレして立ち寄りたいお店作り。そして長年それを維持出来る秘訣は何か?店を立ち寄るだけで勉強になるレベルだと思います。

そんな一流のミクソロジストは、今は缶のカクテルをプロデュースしているようです。

実際これをもらったら嬉しいですし、こういったものをお土産にするのも人によっては喜ばれるかもしれません。

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