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心から寄りかかれる人の存在

皆様こんばんは。

最近仕事で立て続けに嫌なことが起き、完全に落ち込んでいました。ご飯が食べられない、うなされて眠れない、嫌なことがフラッシュバックのように頭の中を駆け巡り、ところ構わず発狂したくなる。

そんな日々も時間薬と心から寄りかかれる人の存在で何とか過ぎ去ってくれた様な気がします。

私は多分きっとHSPで、(自分で言うな、って感じですよね、すみません、でも、そうなんです。。)人に言われたことを良くも悪くも全て受け止めてしまい、少し棘があるような言い方をされるだけで、私が悪い、全て私が悪いんだと思ってしまうのです。

最近青天の霹靂のごとく知ったのですが、非HSPの方は、棘のある言い方で言葉を放っても、その放った相手に眠れぬ夜を過ごさせてしまっているかもしれないと思うことなどないのだそうです。(もちろん時によりけりですが。)

驚き!!!!いやこれ、本当に驚きでした。自分が少しでもきつい言い方、まるくない言い方で何かを伝えてしまった時、あぁ、あの人今頃落ち込んで泣いてるかもしれない、家でそのことについてずっと気にしてたらどうしようあぁぁぁぁぁぁぁ。。となってしまう私には新たな学びとなりました。

話はそれましたが、私は25歳の時に体調を崩し、完全に休養に専念しなければならなくなった時期がありました。食欲など一切なくなりみるみるうちに痩せこけていき、寝返りをする際自分の骨が当たって痛くて動けないという経験もしました。薬がなければ生活できなくなり、毎日ベッドの上で息をするので精一杯の日々が続きました。カーテンを開けることもできず、とにかくベッドの上で呼吸をする、ただそれだけに専念しました。

そんな時に全ての感情をさらけ出して寄りかかれる人に出会い、私は救われました。薬よりも、病院でのカウンセリングよりも、なによりもその人の存在に救われたのです。

私は幼少期に両親との関係が180度変わってしまう経験をし、悩みや相談事、愚痴など一度も両親に話さずに、いや、話せずに育ちました。誰かに自分の思いを話す伝えるという方法が全く分からず、いつも両親に認めてもらう為に、もう一度信頼して愛してもらえる為にいい子でいなければいけないと思い込み、完全に心を閉ざしたまま大人になってしまっていました。そのような家庭環境で育ったので、周囲とうまく人間関係を築くことも難しく、常に360度心のバリアを張り巡らせていました。

そんな親からの信頼と愛情を常に求め続けてもがき続け、諦めた私が、その人と出会い自分を許すことができるようになりました。たった1人の人との出会いでこんなに毎日目が覚めることが楽しみで、未来に明るい気持ちを持つことができるのだと、初めて知りました。心から寄りかかれる人の存在、何も考えずにただ、助けてと言える人の存在は、この世界を生きていくにはあまりにも充分すぎるほどのお守りです。

私が愛情たっぷりの家庭で育ち、周囲に分け与えられるほどの愛情を手にしていたとしたら、ここまで寄りかかれる人の存在に感謝することなどなかったのかもしれません。これはきっと神様からの試練でありギフトでもあるのでしょう。ただただこのギフトに感謝し、毎日目覚めている日々です。

この世で生きるということは、たった1人の大きな存在に出会うことなのではないかと思うのです。

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