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自分で自分の時間を生きる

定時退勤をして、夜の博物館へ。

石橋を叩き割る私が、昨日の通勤時に来場予約をして、今日、博物館に行った。

叩き割る前に行動できるようになったのはきっと、身体が元気だから。心じゃなくて、身体の問題。


今年度は一人働き方改革を、さらに推し進めている。定時を過ぎて、つまりは勤務開始から10時間を過ぎてから、やっと自分のペースで仕事ができるというのが我が職場である。しかしそのペースに身を任せていては、平日は最低限度の身なりを整えるだけで、プライベート時間は終わってしまう。

そんな日々が続くと心が荒む。
なんで生きているのか、悩み始める。

なんとなく満たされない気持ちをどうにかすべく、意味もなくスマホに手がのびる。
だけど、一向に満たされない。
さらには、情報過多の脳がオーバーヒートする。
疲れているのにやめられない。
満たされない気持ちが、スマホへとさらに手をのばす。


必要なのは、自分の意思で時間を使うこと。


お付き合いの残業、
お付き合いの愚痴聞き、
スマホをいじるようプログラムされたシステム。

すべて自分の意思ではない。
人やシステムに縛られて、時間に隷属している。


自分と時間の関係性を改める。

自分が時間をいかに使うかを考える。


こなしている仕事量は、帰りが今よりも1時間以上遅かった頃よりも多い。
それなのに、今のほうが健康的に生きている。
石橋を叩き割る前に行動できるくらいに、身体に余裕がある。

時間がないと思っていたけど、今は時間がある。
その時間がどこから出てきたのか、よくわからない。
だけど、一つ言えるのは、私は時間を使えるようになったということ。


思っているよりも簡単に、世界は変えられる。


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