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ブルガリアでの3回目ワクチン接種

先日、ソフィアにある病院で3回目のコロナウイルスワクチンの接種、いわゆる"ブースター接種"を終えた。

今回は、ブルガリアでのコロナウイルスワクチン接種体験について記載する。

ワクチンの接種は、個人の問題だと思う。故に、今回はブルガリアでワクチンを摂取した際の一連の流れや自身の体験を中心としている。
また、副作用についても個人差があるため敢えて記載を控える。

接種の理由

2回目に摂取した時には、副作用のひどい高熱で苦しみ「絶対に3回目なんて打たないぞ...」と心に決めていた私。

それでも、今回ブルガリアでのブースター接種を決めたのにはいくつか理由がある。

1点目が、ブルガリアのコロナウイルス感染状況。
ブルガリアのコロナウイルス感染状況は悪く、ワクチン接種率もEU諸国の中でかなり低い。

参考程度に。ブルガリアウイルスのコロナウイルス感染状況など。


おまけに、公共交通機関やスーパーの中でのマスク着用は義務付けられているが、街中をみると、マスクを着けている人は殆どいない。

ワクチンの効果を踏まえると、そろそろ3回目を打った方がよろしいかなと判断した。

2点目は、グリーンパスの取得と証明書の期限

これまでは、レストランやカフェを利用する際には日本で発行した紙のワクチンパスポートを証明書として掲示していた。

しかし、毎回紙を出すのもなかなか面倒。
やはり、スマホで完結できる「EUデジタルCovid証明書」が欲しかった。

また、EUは正式にEUデジタルCovid証明書の期限を9ヶ月とすることを発表している。
これに伴い、2回目の接種ではなく「ブースター接種」を終えていることが、様々な行動の条件になるのも時間の問題だろうと考えた。

ブルガリアでのワクチン接種

接種時に医者に提出する書類

接種するワクチンの会社を、モデルナ、ファイザー、J&Jの3社から選べるのが、日本とは異なりユニークだ。


接種をする際の必要書類は、パスポート、学生証、1、2回目のワクチン接種証明書の3点。

流れ

流れとしては、

上の書類に必要事項を記入し受付に提出

診察室へ入り、希望するワクチンの会社を伝える

お医者さんが注射を持ってきて、打つ。

一連の流れは、2分もせずに終わった。

日本と異なり驚いたのは、接種前の体調確認や問診がなかったこと。

うーん、さすがゆるガリア…!


そして、接種率が低く、"ワクチン不足"という言葉など存在しないブルガリアでは、予約無しでワクチンを打つことが出来た。


日本で接種をした際には、接種後15分間は休むように指示されるが、今回は、打ち終わった後に椅子に座っていると警備員さんに注意をされた。

周囲を見回してもを椅子に座れず困っている人はいない。
正直、これにはあまり納得がいかなかった。

同行してくれたブルガリア人の友人による「ワクチンを打った後で休んでいる」との説明もむなしく、仕方なく外にあるベンチへ移動した。

やはり腑に落ちなかったが、ブルガリアの友人達が「自分達がワクチンを接種した際にも、15分の待機はしなかった」と笑いながら言うからまた驚いた。

共にブースター接種を終えた仲間とカフェへ。

海外で、ブースター接種をするとは予想していなかったが、現在の自分が置かれている状況を考えると打ってよかったと思う。

日本とはかなり違う、ブルガリアでのコロナウイルスワクチンの接種体験。
やはり今回もツッコミどころが多く面白かったなぁ。

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