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2022年、Another worksを振り返る〜深化と拡張の12の軌跡〜

株式会社Another works代表の大林です。累計1,000社以上が導入、45,000名以上が実名顔写真付きで登録する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

令和最初の営業日である2019年5月7日に創業したAnother works社は、4期目の終盤に差し掛かってきました。では早速、2022年を12のトピックスで振り返っていきます!

2021年の12のトピックスはこちら↓

①オフィス移転完了!神谷町駅直結!

2022年12月より、オフィスを神谷町駅直結ビルに移し、業務をスタートしました。1フロアでの社員同士のコミュニケーションの活性化を目的としています。

以前の恵比寿オフィスでは、チームから組織へ会社が変わる過程を共にしました。しかし、人数が増えたことによる2フロアへの増床や、会議室の不足などを鑑み、今後の組織拡大を見越した移転を決定しました。

経営者として、社員が快適にストレスなく120%を出し切れる環境を創ることも大きな役目だと考えています。全員が同じフロアで顔を突き合わせながら仕事ができる環境がとても良く、2023年もこのオフィスと共に駆け抜けていきます。

②シリーズB約4.6億円の資金調達を実施

2022年10月12日、シリーズB約4.6億円の資金調達をリリースしました。また同日、日本経済新聞ビジネス面に副業支援のスタートアップ企業として大きくご掲載いただきました。

Another works社としては3回目の資金調達となり、HR領域で過去3回全てエクイティで調達しています。エンジェル投資家の皆様、海外VC様、地銀・金融系VC様、事業会社様などにご出資していただいております。

本ラウンドでは、米国シリコンバレーのペガサス・テック・ベンチャーズ様、みずほキャピタル株式会社様、奥能登SDGsファンド/株式会社QRインベストメント様、大分ベンチャーキャピタル株式会社様および個人投資家の柳田 将司氏、梅田 裕真氏、鈴木 達哉氏などの皆様に株主としてご参画いただきました。複業マーケットと我々の大義にご期待いただけたことが本当に嬉しかったです。

Another worksでは、金銭報酬を主な目的としている「副業」ではなく、スキルアップしたい/地域に貢献したいという経験報酬や感情報酬をも含めた、複数の目的を持つ「複業」の社会実装を目指しています。今後は、グローバル展開も見据え、新規事業開発/マーケティング/採用活動を強化し、誰もが複業で挑戦できる世界を創造します。

③社員数が1年で2倍以上に!約50名の組織へ

2021年末では約20名だった組織が、1年で内定者含め約50名規模の組織となりました。2022年も、複業を全国の当たり前にするべく、熱い想いをもった心強いメンバーと出会うことができました

また、2023年4月に新卒社員の入社も予定しております。弊社は1期目から新卒メンバーに入社いただき、1期目1名、2期目1名、3期目5名が活躍しています。この心強い約50名のメンバーで2023年も非連続な成長を達成します。

④導入企業数が累計1,000社突破

2022年9月でリリース3周年を迎えた複業クラウドは、複業を採用したい企業・自治体など累計1,000社の導入を突破しました!複業クラウドにご期待いただいた皆様本当にありがとうございます。

導入企業は、大手〜スタートアップ、地方に拠点を持つ企業まで幅広くございます。約5万名の複業をしたい個人の皆様にもご登録いただき、所属企業の規模や業種を問わず、そして全職種対応型のプラットフォームであるため、営業、マーケティング、広報、エンジニア、デザイナー、そして、新規事業や企画、CXOクラスの方々まで幅広くご登録をいただいております。

⑤エンタープライズ向けなど新プランを続々リリース

2022年には、エンタープライズプラン・プレミアムプラン・ライトプランという3つの新プランをリリースしました。新プランをご活用いただくことで、地域や場所を問わず全国で、そして、大手企業からスタートアップまで幅広い規模で複業クラウドをご利用いただけるようになりました。

弊社が目指すもの、それは複業が当たり前になる世界、いわゆる複業の社会実装です。即戦力人材を複業として採用する流れは、もはや都心の民間企業だけではなく地方企業、行政やスポーツチームなどでも欠かせない働き方となっています。今後も複業登用を加速させ、この流れを日本全体へ波及していきます。

⑥累計63自治体が複業クラウドを導入

2022年12月時点で累計63自治体に複業クラウドをご導入いただきました。2年前、自治体での複業登用が当たり前になることを予測し、奈良県の三宅町から始まったこの複業プロジェクトが、いまや全自治体の3%が導入、Public求人累計3,500エントリーと、日本で一番自治体と民間複業人材を繋ぐ日本最大の実績となりました。導入自治体は、北は北海道から南は鹿児島まで全国で展開し、長野県など都道府県規模の自治体から、人口約550名の村まで幅広い規模で活用いただいています。

代表的な事例となったのは、石川県能登町のイカキング経済効果算出の事例です。複業クラウド経由で登用されたアドバイザーが自治体職員と共に活躍され、全国的にも大きな話題となりました。まさに行政だけでは解決できない問題を、民間の知見を活かし、官民が共創で解決していく「自治体複業」だからこそ実現できるのです。

⑦メディア掲載240件を超える!

2022年は1年間で240件を超える多くのメディアにAnother worksを取り上げていただき、昨年の144件を大きく上回る結果となりました。日本経済新聞や朝日新聞をはじめとした新聞や地方紙、テレビ、ウェブメディア、Youtubeなど様々な媒体でご掲載いただきました。

中でも、日本経済新聞のビジネス面で副業支援のスタートアップとして注目いただいたり、私がKOL(キーオピニオンリーダー)を務める日経COMEMOでの記事が私見卓見に掲載されたりと、大々的に取り上げていただきました。

また、2022年は、多くのメディアで複業特集が組まれ、企業の複業解禁も進みました。2023年は、複業解禁後の効果や、従業員の複業促進がキーワードになってくると予測しています。今後も、複業に関する最新情報やノウハウをnoteやTwitterで発信していきますので、是非チェックしてみてください!

⑧38件の登壇!多数のプログラムにも採択

2022年は大変ありがたいことに累計38回登壇機会をいただき、複業という新しい働き方についてお話させていただきました。例えば、デロイトトーマツベンチャーサポートが主催するMorning Pitchや、meetALIVE、アジア経営者連合会が開催するビジネスマッチング委員会、など幅広い地域や参加者の皆様と出会うことができました。

イベントでは、複業採用の事例やノウハウはもちろん、複業の始め方やキャリア形成、リスキリング、日本の労働力不足を解消する手段としての複業など様々な切り口でお話しました。

また、北九州市が主催する2022年度の北九州市グローバルアクセラレーションプログラム「GAP-K」や、Plug and Play Japan 株式会社が提供するアクセラレータプログラム、 Winter/Spring 2023 Batchに採択いただいたり、Another worksでは初めての大型展示会HR EXPOにも出展するなど、色濃い1年でした。

⑨多くのスポーツチームで導入〜複業人材登用!スポーツ選手のセカンドキャリアも複業で支援

サッカー、バスケットボール、バレーボールなど様々なジャンルで約40チームに複業クラウドを導入いただいております。応援するスポーツチームに何か貢献したい、スポーツ業界に関わりたいと思っていながら、本業など様々な要因で諦めざる終えない方は多いでしょう。しかし、複業という働き方であれば、ファンや思い入れのあるチームに仕事で関わるという自己実現ができます

また、弊社では、スポーツ選手のセカンドキャリアも複業で支援する取り組みをスタートしました。スポーツ選手のセカンドキャリアが課題となる中、スポーツを続けながらビジネスの場でも挑戦ができる、実際の現場で実務実績が積めることが複業の魅力です。今後は、アスリートがセカンドキャリアを考える際、まずは複業から始める流れが一般的になるような未来を創っていきたいです。

⑩昨年同月比、売上2.15倍の成長

2022年は、昨年11月と比べて売上2.15倍の成長を遂げることができました。今や複業人材を「仲間にするか・しないか」の議論が社内で展開されるフェーズは過ぎ、むしろ「どのプロジェクトで、どんな人に、どうやって仲間になってもらえるか」が重要視される時代になりつつあります。企業にとって正社員を雇うリスクが非常に高い現在、複業は順応性が高く、時給制や固定給与制、成果報酬制などの条件を選択し、会社のフェーズに合わせて契約ができます。複業だからこそ、必要なタイミングで、必要な期間、必要なスキルを持つ人を仲間に迎え入れられるのです。

コロナ禍によりリモートワークが浸透し出退勤の移動時間が無くなり、一人ひとりの「可処分時間」が最大化されました。企業側もリモートでも任せられる業務が増え、物理的な壁が無くなったことにより複業市場は急速に拡大しています。そんな中、成約手数料が無料で、月額利用料のみで求人を掲載できるモデルは、業界に先駆けてスタートしました。何人採用しても、利用料は変わりません。複業したい人が自由に案件を探し、企業も人材と直接契約が可能な、新たな価値を生み出すサービスだと自負しています。

⑪取締役、監査役、執行役員の就任 

2022年も、心強い皆様に仲間になっていただいた1年でした。監査役として山下 江さん、鈴木 茂行さんに参画いただき、より強い組織にするべく、体制を整えました。

創業メンバーである取締役CTOの塩原 基弘さん、取締役CDOのSagwan Kimさんには引き続きプロダクト、コーポレート全体のデザイン、そして新規事業を支えていただいています。管理本部長として支えてくれていた中村 俊之さんを執行役員CFOに任命し、シリーズBの資金調達を背中合わせをしながら完遂しました。組織を支え、会社の生命線である経営管理部を任せられるのは中村さんしかいないと確信しています。

Another works社を支えてくださる全ての皆様との出会いに感謝しています。2023年も、攻めも守りも、より一層強い組織にしていきます。

⑫2022年内に送られたハートフルが4,500件超

弊社では、会社の9つのバリューのうちの1つに「Heartful time(感謝を伝える)」があります。全員が認め合えるような環境をいかに作るのか、徹底的に考え、祝福文化をやめて、感謝する文化を作りました。具体的には、「おめでとう」ではなく、「ありがとう」と伝えることを大切にしています。

弊社では週に1回、「Heartful time」という全社員が「今週はこの人のこれがよかった」と感謝を伝える場を設けています。感謝は思っているだけではな伝わらず、言葉にして初めて伝わります。起業してまもない頃から、バリューとしても、場としても「感謝を伝える」を徹底させてきた結果、現在では自然と社員が感謝を伝え合っています。

2022年はなんと、1年で4,500件を超えるハートフルが贈られました。1日あたり12件以上の感謝が伝えられていることになります。2023年も感謝で溢れる1年にしていきます。

最後に

我々ベンチャーは毎年勝負の年を繰り返してきてますが、勝負できる環境と仲間に感謝を忘れることなく、2023年も圧倒的に会社も市場も成長し続けます。今後ともAnother worksを是非ともよろしくお願いします!

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