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2019/02/21 NewsPicksオリジナル記事感想まとめ

このBlogでは、ニュース配信アプリ「NewsPicks」で読めるオリジナル記事について、個人の感想を綴っています。(1日1回)

◎注意事項

・あくまで「個人的な意見、感想」です
・記事の詳しい内容は省く方向で、その場の気分で書いてます
・興味がなかったり、時間が無かったりで読まない記事もあります
・問題があれば削除します

本日の内容はこちら

1、【1分解説】バルミューダの売上3割を「あの国」が占める理由

韓国でバルミューダの空気清浄機が売れているとの記事。

・外部要因   :大気汚染による不安が高まった
・自社の方向性 :高級路線に絞った
・商品の機能  :効果を分かりやすくした


物が売れるには、イメージがとても重要な要素であることが分かる。

見た目はiPhoneを思い起こさせるシンプルなもので、高級感ともマッチしているし、それを持つことで更にハイエンドな生活が送れることを想像させる物となっている。

大気汚染は必ずしもメリットでは無いものの、生活上の必要性という観点から売り上げを押し上げる要因になったのは間違いない。(論争としては中国由来か自国が発生源かで揉めているらしい)

「バルミューダは『ショービジネス』」

考え方がシンプルで、やはり商品作りには一貫したデザイン(どういう風に思われ、どう使われるかまで想定)の思考が大切だと感じている。


2、【分析】なぜ、超高齢社会なのに「福祉事業者」が潰れるのか

社会貢献事業に関わっている身としても、無視できない問題である。

グラフを見る限り2016年からの3年間が突出して多い印象。

業態別で見ると、(去年倒産した83件中)78件のうち、「訪問介護(居宅介護)」が全体の43.6%となる34件で最も多い。続いて「通所介護(デイサービス)」が30件(38.5%)、「老人ホーム」が10件(12.8%)。「高齢者専用住宅」「グループホーム」がそれぞれ2件ずつ(各2.6%)となった。
この5業態のうち、「訪問介護」と「通所介護」を合わせると8割以上の64件(82.1%)を占める。これらの業態は初期投資の負担が少なく、従業としてお試し感覚で起業されたケースも多かったことから、その分倒産に至る事業所も数多くなっている。

内部のデータが詳しく書いてあるので抜粋した。

主な倒産事業者は、元々始めやすい事業内容であったこと。
同時に過当競争な状態になりやすかったことなど。

訪問や通所がメインなので施設を作る必要も無かったのだろう。確かに街を歩いていると福祉事業者の事務所は良く見られる。

結局のところ、想定より儲からなかったことが考えられる。
(NPO法人が4件と少なかったのを良いと見るべきか、マイナスに見るべきか…)

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なぜその事業を始めるに至ったのか?
こういう記事を読むと、直接携わっている人たちの意見も聞いてみたいところである。

税金で福祉をフォローすることは構わない。

ただ、それぞれの企業努力は「事業をする前」も「している間」も常に怠ってはならないと感じている。


3、【秘録】写真と化粧品をつなぐ、富士フイルムのすごいコラーゲン

①写真のフィルムにはコラーゲンが使われている
②コラーゲンを使うには細心の注意が必要
③自然とコラーゲン自体に対する知見が集まった

工業品を製造することから一歩下がって、原料をどう生かすかについて考えた戦略の転換の一例だろう。

物事って、こうやって発想を転換して新しいものを考えることが一番の楽しみじゃないかと。(もちろんそれによって結果が付いてくるのなら尚のことよし)

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富士フィルムの企業理念にはこう書かれている。

わたしたちは、先進・独自の技術をもって、
最高品質の商品やサービスを提供する事により、
社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進、環境保持に貢献し、
人々の生活の質のさらなる向上に寄与します。

そして各事業領域はこうなっている。

Ⅰ、イメージングソリューション(従来のカメラ、フィルム関連)
Ⅱ、ヘルスケア&マテリアルズソリューション(今回取り上げられた医療関連)
Ⅲ、ドキュメントソリューション(コピー機及び消耗品、そのシステム一連のサービスの販売)

ここで注目したいのがⅢのドキュメントソリューションで、これは売り上げ全体の内4割を越えている。

もう4割がⅡのヘルスケアで、カメラ関連はわずか15%ほどだ。(2017年度の売上構成比)

つまりは既にフィルムメーカーからの脱却は出来ているということであり、こういった発想の柔軟性を生む下地が会社にあるのだろう。

当然ながら今後も変わっていくことが予想されるし、それをポジティブに捉えているのを楽しみに感じている。

何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。