見出し画像

新しい道を歩み始めた4年目

こんにちは、平賀信吾です。

毎年2月の最終日はもう一つの誕生日として1年の総括をしていますが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?

私の方は過去3年間の行動が終わり、新しいことを模索する1年でした。

今日まで紆余曲折色々あったかというとそこまででもないですが、

今年1年どんなことを探し、どんなものに触れ、何を想ってきたのか?
今から綴ってきたいと思います。

それでは始めます


1、新たな「やること」探し

画像13

◆終わってしまった・・・次へ行動しなくちゃ?

去年1月頃の話ーー

何かを焦っていたつもりはないですが、自分の団体の活動が終わることはわかっていたので、すぐ次の企画を考え、どうやって実行しようかを悩んでおりました。

そんな中、友人に新しい企画についての是非を聞く機会を設けてもらい、どうやったらうまく実行できそうかを相談いたしました。

しかし友人の回答は「企画者として頑張るのもいいが、参加者として自分の好みを探すのに時間を掛けるのもいいのでは?」というもの。

こちらの求めていたものとは少し離れており、虚を突かれた感じでした。
はぁ、ウーンといったような・・・(´ω`)


◆企画者から参加者へチェンジ

おそらく前ばかり見て突っ走ることから、周りも見回す冷静な視野も必要だと暗に教えてくれたのでしょう。

画像4

自分がまず施しを受ける立場に立ってみる。
その中で心地良かったものを記憶し、それを提供できる側になれれば自分と同じ感覚の人と出会えるかもしれない。

あとあと考えれば合理的であったかなと思います。(思い返してみて都合の良いように解釈しましたw)

※※※

世の中では行動から学びを得ることがあると聞きます。だからとにかく行動することの大事さを伝えるものが多い。

では逆に何かを学んでから行動することはダメなことでしょうか?

自分にとって、とにかく行動から始まることはあまり相性が良くないのかもしれません。(ビジネスしかり山登りしかり、事前の調べ物の時間が好きなので)

そんな自分が、己の感覚に任せて行動をすることをしてみたらどうなるのか。

そこから何が見つかるか、期待と不安(or諦め?)がない混ぜになりながら参加者としての日々が始まりました。

画像3


2、感じてから考える

◆興味に応じてどんどん参加

イベント参加の基準は、フィーリングで内容に少しでも興味を持ったものとし、参加後に一言感想を添えてどう感じたかを簡単にまとめていきました。

期間は2019年の4月から12月まで。総参加数は31回(連続の講座もいくつかあるので、内容としてカウントすると15回くらい?)

ひと月に4回のペースで何かに参加していたので、我ながらこの生活に結構ハマっていたんだなと思います。(笑)

画像5

そういえば去年までともう一つ変わったこととして、仕事の環境が一つ固まったことは大きな変化であったかもしれません。

今働いているところはNPOや社会貢献団体をサポートする中間支援組織であり、ソーシャル向けの情報を得やすくなったという利点があります。(結果的にそこ経由で多くのイベントを探し、参加してきました)


3、見えてきた傾向と感覚

まず自分はどんなものに参加したか、ざっと書き出してみました。

画像1

しかしやはりと言うか学習系が多いですねw

全体の傾向としては、「知らない世界のことを知る」「知ってる世界をさらに深掘りする」の二つが大きな参加の決め手だったように思います。

そんなに勉強好きだったのか お前・・・苦笑('ω')

※※※

個人的に満足度が高かったものとして、インプットだけでなくアウトプット(発言等)がその場で多くできたイベントが挙げられます。

多分興味をかき立てられる話を聞いていると、自分も自然と何かを語りたくなるんでしょうね。割と聞き役でいることが多いからこその発見です。

いくつかのイベントでは、参加後Blogで雑感を記し、さらにアウトプットを深めたものもありました。


◆良かったイベントのご紹介

①バリアフリー地図作成講習(5/25~26)

車椅子を使う障がい者の人が使うための地図を作るというもの。

これは参加する前のイメージと参加後のイメージがギャップが無く、純粋に楽しめました。

上のBlogでも書いていますが、以前地図の製作会社で働いていたことがあり、その当時思い描いていた望みを一つ叶えることができたので、満足度は割と高いです。

「楽しみながら誰かの役にも立てる」というのは、イベントのアピールポイントとして一つ大きいかもしれません。


②ティール組織関連いくつか(4/19、6/21、9/14)

個人的に去年どハマりした「ティール組織」という本があります。

一応新しい形態の組織論を語ったものなのですが、内容は多岐に渡り、自分にとっては未来の社会や人生にも応用できそうな広い視野を獲得できました。

個人で本を読みBlogを書くだけでは満足できなかったので、気の合いそうな人が集まるイベントに積極的に参加した感じです。著者のラルーさんに直接会ってお礼を言えたことは良い思い出(*'ω'*)

一部の人には知られるようになったとは言え、ティール組織に憧れた人が理想の状態にたどり着くにはまだ時間が掛かると思います。

今後は身近で興味ある人集めて、小さい話し合いの場でも作っていきたいと思いました。


③創業者支援養成セミナー(7/12〜8/3)

一つ、今後のキャリアを考える上で大きなきっかけとなったイベントです。

私は去年までの3年間で「団体を作り、運営し、解散をさせた」という一連のプロセスを経験しているので、この経験をどうにか活かせる進路は無いかなぁと常々考えておりました。

そこで出た単純な結論は、自分の経験を必要としている人にそれを伝えるということ

創業者としての悩みや、その喜びなどを知っているので、今の挑戦者の苦労に共感しながら挑戦のお手伝いができればと考えております。

別に挑戦内容はビジネスだけによらず、何らかの社会貢献であれば気軽にアドバイスしたりできたらと思います。


④空き家活用講座(11/30、12/07)

これはフィーリングで決めました。

イベントの開催場所がかつて住んでいた世田谷だったのですが、土地勘が活かせそうだと思ったことと、その辺を歩いていてなんか空き家増えたな〜と感じることが多かったからです。

内容は事前に思っていたものとは違いましたが、話を聞く中で自分だったらどう空き家を活かすかアイデアを出せたので割と満足度は高いです。

空き家は有効な資源だと思うので、うまくアイデアを結合させられれば、新しい価値観の生まれる場所を作り出せるのではないかと結構希望を持っております。

※※※

そんなこんなで、去年の4月から12月まで色々とイベントに参加者として出て楽しみました。(年明け後は、合いそうなものがなく断念)

まぁ中には満足に達しなかったものもいくつかあったのですが、それはそれでなぜ満足できなかったのかを心に留めておき、次への機会に活かせればいいと思います。

今後出たいと考えているものに災害対策をメインとしているものがありまして、参加して自らの知見を広げてみたいと思っております。(ウィスルが流行り、簡単にパニックが起こるようなご時世だとホント余計にそう思う)


4、結果的にどこへたどり着いた?

画像6

◆“今”への集中

ではこれだけ色々とイベントに参加して、何か得るものはあったのでしょうか?実のところ、現実的な価値には結びついていないと思います。(時間、お金をそれなりに投資しましたが 苦笑)

参加者となる前は企画者としていたので、何か今すぐやりたい企画が見つかったかというとノー(´_ゝ`)

それなら時間の無駄じゃないかと思われる人もいるでしょう。

まぁ確かにそうかもしれません。
ただ何も得なかったかというとそうでもなく、、、

これは色々自分の「好き」と思うことに参加したからこそわかったのですが、感覚的に良いと思う時間の体験が長ければ長いほど、自然と集中が増すということに気づきました。

画像7

どこか義務感でやってきたことと比べ、好きなことだと疲れや気が散ることなく真正面から向き合えております。

好きなことに集中し続けることは、そのまま人生の充実につながるのでしょう。己の感覚を知ることも、改めて大事なことだと感じました。


5、したいことはWill、Can、Mustの交差点の中

自己分析のフレームワークに

・Will(自分が今やりたいこと)
・Can(自分が今できること)
・Must(他者が今求めていること)

を書き出すという考え方があります。

本人の望みが一番叶えられることは、その三つがうまく重なる部分という考え方ですね。

画像8

上のBlogと今では少し考えたことが変わってきましたが、それでも大きな軸として意識するようにしております。

現在(2020/02/29)

・Will:自分の経験で他者のやりたい幸せに貢献し、それにプラスして報酬をいただく
・Can:これまでの3年間のキャリアや、今年度学んだ数々の内容と経験を提供できる
・Must:近年の状況として、企業からの社会貢献の方法の問い合わせが増えている。(SDGsやESG投資関連で)

状況として、これらがすんなりうまく作用するかどうかはわかりませんが、来年度の挑戦事項でチャンスがあれば積極的に取り組んでみたいと考えております。


まとめの感想

2017年から1年に1度その年のことについて振り返るようにしておりますが、

毎年理想を実現しようと行動しては、それが叶わなかったと振り返ることは中々しんどいものです。苦笑(´-`)

画像9

ただこうやって書き出すと、なんとなく今年もうまくいかなかったなぁ〜って悲観的な想いに囚われるより、実は結構色々やってたんだと感慨深くなります。(人は忘れっぽいみたいなので、記憶とはあまり当てにならないものですねw)

今年度に関してはこれまでより充実してましたので、それだけで十分お釣りが来るかもしれません。(書いていていつもより気分が軽い _(:3」∠)_)


夢の叶え方は山登りから学んだ

そいや最近ふと思ったのですが、自分は何か夢を叶えていたことがあったかなと思い返してみたら、山登りで叶えてたじゃんと気づきました。

登山を始めた時、長野県にある飯盛山という山に登りました。

画像12

そこから北に向かって正面を見ると八ヶ岳の山並みが見られます。

画像13

いつかあそこの頂上に行けたらと思ってから数年後、山頂に立っていました。

画像10

※※※

それと初めて北アルプスに行った時、表銀座というルートを歩きました。

画像14

対面には険しい山々が見えるのですが、とんがった槍ヶ岳を見て、いつかあの頂上に立てる日は来るかなぁとぼんやり思ったことがあります。

画像15

それから6年後、ようやく頂上に立てました。

画像11

こう振り返ると、夢って案外叶うもんだなぁとしみじみ思います。


登頂は続く

画像16

自分の求めているものはこれまでと変わりません。

過去のこれまでが未来で報われるその日まで、行動し続けるでしょう。

山登りと同じく、適当に休みながらも山頂に向かって歩き続けたいと思います。


それでは今年も

毎日を生まれ変わるつもりで頑張っているあなたへ

Happy Rebirthday to you (*゚▽゚)ノ


何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。