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日出

楽しい出来事でも、そこに嫌なこととか自分の失敗があるとそちらで思い出してしまって、嫌。

先日「トマト」という記事を書いたところ、いつもより高速でスキがきた。私は基本的に私が考えていることをひたすら文字に書いて消化していくっていうスタイルで記事を書いているんだけど、「この瞬間は忘れられない」という美しい瞬間が人生のうちにはいくつもあって、私の記憶の中には間違いなく存在してるんだけど、それらをあまりブログにあげてなかったな、と気づいた。これからはそういう自分の中でどうしようもなく強烈に残っている記憶を文字に書いて消化していくのもいいかもしれない。きっとその文章は美しいだろうし。

他にも前々から書きたかったことがあって、それは自分のうつ病の記録なんだけど、7年間もの出来事を書き並べるのはものすごい労力がいるし、なにより順番に並べたいけど書きたい場面はいろんな時代に散在していて、きれいにまとめられないなと自分の完璧主義なところが出てしまいまだ一記事も書けていない。

しかし、今日noteに「マガジン」という機能があることを知り(今更)、なるほど、ここにまとめていけばいいのかと思いついた。順番を並び替えられるのかは分からないけど。もしかしたら重い重い腰を上げて、私のうつ病の記録を文字に残し始めるかもしれない。いつかやりたいとは思っていたし。

今日病院に行って、薬を減らしてきた。「飲んでも飲んでなくても変わらないんじゃないかな」と言うと、「自分ではそう思っていても、周りは飲んでいた方が調子よく見えることもある」と言われてハッとした。精神の病、なかなか客観的に見るのが難しい。自分の心なんて自分がいちばんわかっているつもりになりがちだ。病気のときに限らず。

記事のタイトルは文章を書いてから決めることが多いんだけど、いつもしっくりくる、一本筋が通るような言葉を思いつくのに苦戦する。でも、その分「これだ!」と思えるタイトルが見つかったときは、自分の書いたことになにか一個の方向性が見えるような、ああ、これでよかったんだ、と思えるような明るい気持ちになる。日の出みたいな。そう、私が文章を書いているときは概して森の中とか夜の中にいるようなことが多い。でも思っていることをひたすらに書き出して、タイトルをつけて、投稿することで、ちょっと視界が開けるというか、夜が明けたようなすっきりした気持ちになれる。嬉しい。

創作意欲が止まらない。止まらないうちになんでも書いておきたい。今思ったことは5分後消えていることも多い。変わっていく、変わっていく瞬間を残したい。できる限りね。

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