2022年に読んだ、面白かった本10選
常日頃よく本を読む方ではあるのですが、2022年は特に沢山の面白い本に出会えたので、備忘録の意味を込めて、記録を残しておきたいと思います。
1,佐藤究『テスカトリポカ』
ここ20年で読んだ小説の中で一番好き。設定の癖というかアクがすごい反面、文章に癖が無くすっと入ってくる。読んでいて辛くなるようなベタベタした距離感を詰めてくる感じが一切無いのに、いつの間にか本の中に入り込んで気がつくと目の前でとんでもないことが行われている。この人ならこう行動するだろうな…という動機や展開