あいさつ運動

職場の部署が変わったので、歩いて通勤をはじめたのだが、これがすこぶる調子が良くて。足のむくみが解消されているし、こころなしか足の裏が柔らかくなった気がする（といっても硬いのだが）。

カンナやグラジオラスが咲いていて、梅雨と言っているが夏盛りとなっているのだなあ、と感じる。赤や黄色や濃い紫。夏の日差しに負けない色で、言っちゃ悪いが押しが強い。これくらいの自己主張がないと夏はやっていけないのかな、と思う。そう、茎がまっすぐ、力強く伸びている植物が多い。咲いているユリも、頭の中のイメージより力強い印象である。まだ目立ったものはないけれど、きっとひまわりが目についてくるに違いない。

今日は夕方から雷雨になるといっているが、濡れて帰るのはまだ良いだろうと思い、歩いていくつもりだ。まあ、行きに濡れたとしても職場で着替えるからこちらもあまりダメージはないのであろう。

一人でてくてく歩くので、マスクは外す。気持ちがいい。呼吸バンサイ！生の空気を吸っている気がする。田舎なので、時折かぐわしい香りもするけれど。

　田んぼも田植えが終わり、水が張った中に苗が元気を見せている。たまにすれ違う人にのべつまくなくあいさつする。「おはようございます」。

嬉しいことに、知らない人でも、ほぼ挨拶を返してくれる。まあ、朝から畑をしているおじいさんや、おばあさん達だけれども。車に乗っていると、これは出来ないチャレンジだ。会社に行かないであろうおじさん、おばさんもウオーキングしているのを見る。

予測されることだが、おじさんは一人で歩いているし、おばさんは複数連れ立っている姿が目立つ。おじさんでも、意外に「おはよう」と言ってくれる人がいるものだ。集団のおばさんとまだすれ違っていないのだけれど、こちらの反応を見てみたいなあ、と思っている。

さあ、もうすぐ出かける時間だ。今日は何人の人と「おはよう」っていえるのかな？