半沢直樹は"善い"人か？

ドラマ半沢直樹が終わってもう半年以上 それでもあの伝説的ドラマは今でもテレビでも人の話題にも残っている 私もセカンドシーズンはリアルタイムで毎週楽しみに待って観ていた、感想はもちろんとても面白かった！ 半沢直樹の痛快逆転ドラマ、まさにドラマチックな倍返し劇 ドラマとして観るには十分面白かった 半沢直樹で学ぶことも多かった 半沢直樹が常務や頭取、役員会議で啖呵を切る場面 私は正直、上司や立場上の人に対してその言い方は引くわ…空気読めよ…と思っていたがそこでハッとした "日本

ブラザー・サンシスター・ムーン　恩田陸

ブラザー・サンシスター・ムーン　恩田陸： あなたは過去の自分を振り返って振り返ってあの頃は、と語りますか？ その”あの頃”一緒にいた人と”今”はどのぐらいの関係を持っていますか？ 私は付き合いの長い友人はもちろんいるけど、あの人今どうしているのかなと思うような友人もいます この本は疎遠になってしまった友人を寂しく思う以外の気持ちの持ち方を教えてくれるような本でした . 高校生から大学まで一緒の３人の男女それぞれが主人公となって、今の自分を形作るものを書かれている 自分自身

江戸川乱歩　蜘蛛男など

蜘蛛男 江戸川乱歩: 探偵が二人いる ある骨董屋の事務職募集広告からそれは始まった 面接に来た女性を物色し、好みの女性を見つけた後殺害している そんな事件がひっそりと行われていることを新聞広告から紐解いた畔柳博士が暴き、犯人を追っていく しかし犯人はいつも上手でいたちごっこ… そんな時現れた明智小五郎によって事件は転換する 蜘蛛男読むの二回目だけど面白かった！ 内容細かいところだいぶ忘れていたので普通に楽しめたわ🤣 蜘蛛男といっても巣を張って待つだけじゃなく、地蜘蛛のよう

本と鍵の季節　米澤穂信

本と鍵の季節　米澤穂信 本と友情と謎解きと 読みやすくてすごくおもしろい、どんどん読み進められていつもの3倍は早く読めた 爽やかな青春もの…だけど米澤さんらしい暗さというか余韻がある作品 頼まれごとの多い"いい人"な僕こと堀川、背が高く顔もいい松倉詩門 彼らの共通点は同級生、そしてあまり人の来ない図書委員ということ 頼まれごとの多い堀川とそれに乗っかる松倉の本と友情と謎解きの話 913 かわいい同じ図書委員の浦上先輩に亡き祖父の金庫を開けてほしいと頼まれた堀川 乗り気のし

ハキリアリ　バート・ヘルドブラー/エドワード・O・ウィルソン

ハキリアリを知っていますか？ 葉っぱを運んで菌を栽培するあの"アリ"です ハキリアリの働きアリは女王の世話、菌園の世話、葉を切り運ぶ係、巣の防衛をする係など分業していることを知らない方は多いのではないでしょうか 私も葉を使って菌を栽培するアリ程度にしか知りませんでした 虫なんて気持ち悪くて嫌いだけど、”読み物”としてとてもおもしろい本 ハキリアリの研究者が書いている本なので内容は読んでいけばいくほど深くなっていくのに、翻訳のおかげか難しい業界用語のような言葉も少なく、あって

負け犬記事も始めました。 かなり重く暗い話です。自分の気持ちを形にしたいけど人に見せるほどのものではないと思って有料設定です。

呆れられてしまう自分に対して思うこと

転職したいと思っているけど出来ない仲間へ ずっと転職したいと言っていて数年が経ってしまった 分かってる。もうただのマイナスな口癖なんだよね。 行動しない私の嫌いな”口だけ”になってるんだよ。 だから最近は転職したい辞めたいと言わなくなってきた。 感情というより現状に合わせて言わなくなってきている。

真実の１０メートル手前　米澤穂信

真実の10メートル手前 米澤穂信: 太刀洗万智とはどんな人物か 「王のサーカス」で主人公だった太刀洗万智の取材記録6編 真実の10メートル手前 会社を計画倒産させたのではないかと、メディアに追われる元広報担当の女性をわずかな会話の録音記録から探す 正義漢 正義感に狙われる対象とは 恋累心中 高校生の男女二人の心中事件、片方は喉をナイフで片方は川へ身投げし、なぜどうやってなにがあってを追う 名を刻む死 名を刻むとはなにか ナイフを失われた思い出のなかに 姉の娘を殺した弟の手紙

言の葉の庭　新海誠

映画が好きだった人はこの本も読んでみてほしい 靴職人を目指す秋月孝雄は雨の日は午前だけ学校をさぼって公園で靴のスケッチを描く その公園の東屋でスーツ姿でビールを飲む女性、雪野と出会う 孝雄の家族、雪野の味覚障害とその原因が梅雨の雨とともに優しく解かれて前に進んでいく 新海誠の映像作品の中で一番好きな作品 話も好きだったから小説だとどうなんだろうと思っていたけど、小説もあまりに繊細に書けていて本当に新海誠本人が書いたのか疑ってる 映像の世界だけでなく小説もこんな完璧に書け

「考える力」をつける本　轡田隆史

元ジャーナリストが書く新聞の読み方、読書法、仕事術 反省としてまず、作者を知らないまま読んでいたこと 筆者の轡田さんは朝日新聞のジャーナリストでニュース番組ではコメンテーターとして活躍された方 私は多面的に考える力をつけたくて、思考法のトレーニングだと思って手にとってしまったが、当初の目的とはずれた この本は”元ジャーナリスト”による新聞の読み方・言葉の大切さ、深さを知る技法が乗っており記者ならではの仕事に対する心構えを勉強できると思う この本から得たもの ・カナリアは有

CDJ20/21に行けたなら。架空のタイムテーブル29日

想像だけは自由だ、CDJ20/21架空のタイムテーブル29日 29日は多分開演早々ごはんタイムだと思う この日の絶対行きたい本命は女王蜂、クリープハイプだよ♡ ごはんタイムの後は女王蜂だ～～～ 幸せが真っ先に来てしまうな 女王蜂の世界観、アヴちゃんの声に震えたい 女王蜂終わったらKEYTALK行くよ、1曲しか聞けないと思うけど・・・ amazarashiはライブそのものも楽しみなんだけど、演出がすごい気になる 絶対かっこいいと思う amazarashiの曲の記憶は4,5

CDJ20/21に行けたなら。架空のタイムテーブル27日

CDJやるんだ〜地方住みとしては周りの目もあるし行けないなぁと思っていたんだけど！！！ えっ…今年フェス行ってない、というかそもそもライブ行ってない…という事実に気付いてしまう お酒のイベントも無いから浴びるほどお酒飲んでない、うまーっ！ってやつやってない！！ 嘘だろ！まじかよ！ ライブに行きたいフェスに行きたい 目の前で圧倒的音量と大好きなアーティストの声をぶつけられて身体の芯から染め上げられていくようなあの感覚に陥りたい 日頃聴いてるアーティストに対面して感じる幸せと感