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1日に使える意志の量は決まっているらしい

最近教育系の書籍を読むことがあり、そこに興味深いことが書いてあった。

「1日に使える意志の量は決まっている」

だから、子どもに毎日勉強させるためには『勉強するぞ!』と意志の力を使って意気込まなくても良いように、勉強を定着化させると良いという。例えば、毎日帰宅したら手を洗っておやつを食べるように、日々の生活ルーティンの中に勉強を組み込んで『当たり前の行為』にしてしまうと意志の力を使わなくてよくなるというのだ。

これはなるほどと思った。確かに『やるぞー!』と意志の力を使うと疲れる。大抵意志の力を使うのは、あまりやりたくないことをする前か、気合いを入れないといけない事柄の前だ。何も考えずとも当たり前にできるようになったらなんて素敵だろう。

わたしの場合、炊事洗濯はもう自分の中で当たり前の行為になっているので特に意志の力を必要としないが、なぜかお風呂に入るのがことだけは物凄い意志の力を使っている。毎日『さぁ、お風呂に入るぞ…!』と意気込まないと重い腰が上がらない。意気込んでも眠気に負けて、一旦で寝から深夜に入ることも少なくない。

それはきっと幼少期、冬は2日に1回しかお風呂に入っていなかったのが起因している。心のどこかに『昨日入ったから今日は入らなくてもいいかもしれない』という期待があるのだ。この歳になっても、お風呂を日々のルーティンに組み込むことを拒んでいる自分がいる(単純に嫌いなのもある)。お風呂に入るのは大体寝る前なので、入る頃にはもう意志の力が残っていないのかもしれない。

なんにせよ、どうせ毎日入らないといけないお風呂に有限な意志の力を使うのはもったいない。これからは自分の中から「お風呂に入らなくてもいいかもしれない」という選択肢は消し、「晩御飯➡︎洗い物➡︎お風呂」を1つの流れとして定着させようと思う。

お風呂まで終われば、あとは自由。
意志の力を使って、アフターお風呂を楽しみたい。

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