第3話 あれれ?晴れから曇り
前回のお話
「ほぇ〜」と、ため息をついた私。
午前中のテスト終了後に、先生に呼び出しをくらい、説教されてしまった。
明日、遅刻したらもっとうるさいだろうなぁ。
私は、自分の下駄箱を開けて、靴をとった。
さっきまで、晴れだった空が、曇り空へと変わっていた。
曇り空も好き。
なんか、この星が泣きそうだから。
なんか、寂しいのかな、って思う。
だから、曇り空は、泣きたいんだけど、泣けない、みたいな感情があるような気がするんだ。
でも、雨が降ってこないうちに帰ろ。
と、立っ