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ものづくりの神様・高見神社⛩

「鐡の玉」って知ってる?
「ご安全に!」の挨拶で有名な新日鉄八幡製鐵所。
現在は、新日鐵住金(株)八幡製鐵所。
鐵のまち、くろがねのまち、北九州の八幡。 

洞海湾と八幡製鐵所の産土神(うぶすなのかみ)として建立されたのが高見神社で、そこには鐵の神様らしいお守りがあります。

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それが、「鐡の玉」です。
お守りの中には、本物の鐵の玉が入ってます。 
持つ人のさまざまな思いが込められた鐵の玉を黒・赤・黄色の錦の織物で包み込んだお守りです。
安全・安心の「くろがねのお守り」 鐵は熱いうちに。
思いも篤いうちに。合格や願い事達成の「あかがねのお守り」 。
金運・開運・商売繁盛の「こがねのお守り」 。
北九州の近代化産業・ものづくりの守護神、 高見神社らしい、オリジナルなお守りです。

さらに、
この鐡の玉は、表面が錆びてしまいます。
錆びた鐡の玉は、社務所に持っていくと新しい鐡の玉と交換してくれるそうです。
錆びた鐡の玉は、きれいに錆を落としお祓いをした後、またお守りに戻されるそうです。

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社殿
少し高台に本殿があり、鳥居をくぐり境内へ向かう階段をのぼります。
神門をくぐり境内に足を進めると、三方を緑で囲われ清々しい荘厳な雰囲気に包まれ、背筋がピンと伸びる感じがします。
正面に御神殿、右側には神楽殿と大楠、左には御神木。
まさに鎮守の杜に佇む御社で、神社らしい神社だと言えます。
とても気持ちの良い空間です。

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神楽殿では、能や雅楽、地域のお祭りなどに使われています。
薪能などを開催すると、とても妖艶な雰囲気を醸し出します。

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御由緒
古くは神話の時代に神功皇后によってまつられた神社です。
神功皇后が新羅・百済・高麗に守護軍を派遣した際に、戦勝祈願のため洞海湾の小山、大字尾倉字高見(現スペース・ワールド西側)の地に天神(あまつかみ)皇祖神十二柱をおまつりしたのが髙見神社の始まりと伝えられています。
天正14年(1586年)には、小早川隆景公が豊臣秀吉公の西国統下に伴い祟敬あつく武運を祈願しました。
1896年(明治29年)に官営八幡製鐵所が建設されると、境内地が製鉄所の用地となった為、尾倉八幡神社へ遷座され、やがて日本製鐵の創立を機に製鉄の守護神として現在地に鎮座した。
四季を通じて美しく、官営八幡製鐵所高等官舎がずらりと並んだ髙見町は、近代国家の都として京都の条里制をならい整備され、その高台に髙見神社が建立されました。
現在では、高見地区の鎮守の杜として大切に守られています。

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御祭神
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
   宇宙の根元神。企業や起業の神。創造力の御神徳。
   天地開闢のとき、最初にあらわれた神。
髙御産巣日神(たかみむすひのかみ)
   むすびの神。想像力の御神徳。造化三神(ものづくり)。
神産巣日神(かみむすびのかみ)
   むすびの神。鎮魂の神。産業興隆の神。造化三神(ものづくり)。
可美葦芽彦遅神(うましあしかびひこぢ)
   生成化育(育成・繁栄)の神。
天之常立神(あめのとこたちのかみ)
   天上の世界を司どる神。
国之常立神(くにのとこたちのかみ)
   地上の世界を司どる神。
豊雲野神(とよくもぬのかみ)
   天候を司どる神。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
   皇祖神。日本の祖神。
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
   国土平定の神。
皇孫瓊々杵命(すめみまににぎのみこと)
   国土平定の神。天孫降臨の神。
彦穂々手見命(ひこほほでみのみこと)
   農産の神。別名は山幸彦。
鵜萱葺不合命(うがやふきあへずのみこと)
   安産の神。神武天皇父神。

そのほかに合祀の上、相殿された御祭神が、
大雀命(仁徳天皇)。石之比売命。
(宗像三女神) 多紀理毘売命。市杵島比売命。多岐都比売命。
大己貴命。豊受姫命。


御利益
厄災除け・事業発展・産業振興・学業・受験合格・安産祈願・交通安全・家内安全・心願成就など

拝殿

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鐡の玉納どころ

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回廊と社務所

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御朱印

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ポスター
こんなポスターを作って皆さんに見てもらってます。画像10




神社: 高見神社
住所: 北九州市八幡東区高見1-1-1
HP: http://www.takamijinjya.com/gyouji/index.html
本文の出所:高見神社hpより参照



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