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#34 餃子を焼くのはパパ

今年のウィッシュリストの3番目に、“ミモザを飾る”がありました。

なぜなら、映えるから。←

昨年の今頃、インスタでオシャレな投稿を沢山見て、来年は私も絶対飾ろう!と思っていました。

いや、知らんがなという書き出しです。(笑)

今日はミモザを眺めながら書いたお話。


3月8日、国際女性デー。

女性の権利を守り、ジェンダー平等の実現を目指すために制定された日です。

ちょうどミモザの開花時期が2〜3月となっており、時期が重なることから、ミモザは国際女性デーのシンボルとなったそう。

女性の権利やジェンダー平等について、害されている!不満だ!と感じたことは、有り難いことにほとんど皆無で生きてこられました。

社会に出てからも、職場の理解に恵まれてきたと思います。

では、家庭では?夫婦の家事分担では?

もうガッツリ、アンフェアです。(笑)

先に言っておきたいことは、決してパパを非難するつもりはないとうこと。

しかし、しかしながら、もうガッツリ、家事は100%全て私です。

もちろん、教員の多忙すぎる日々に家事分担まで求めるのは、無理があることは理解しています。

ただ、強いて言うならば、、、、

仕事に追われる多忙な日々、プラス、パパの面倒くさがりな性格のコラボレーションなのです。(笑)

結婚当初は、家事の分担やらで何度か揉めた記憶もあります。

いつしか、揉めるくらいなら全部自分でやっちゃおうと思うようになり、次第に私も要領を掴んで、今では1人でこなす方が楽だなぁ、なんて思います。



だがしかし。

ただ1つ。

我が家にはただ1つだけ、パパじゃなきゃいけない役割があるのです。

それは何かというと、

餃子を焼くこと!(笑)

たっぷりのごま油をバチバチ言わせながら、綺麗な羽付きでパリッパリの焼き餃子に仕上げます。

もうこれは、私では何度やってもこうはできないという仕上がり。

油はねも、キッチンの汚れも、全てお構いなしで大胆に作業するパパだけが成せる技!

息子の偏食が大変だった時期に、パパが焼くパリッパリの焼き餃子ならば食べてくれるという、奇跡を起こした実績もあります。

ここで注意書きですが、パパの作業は焼く部分のみです。(笑)

残念ながら、餃子の餡作りと、包む作業には関与していません。関与させられないレベルです。

それでも、「パパが焼く餃子!」と、息子がリクエストするくらい、焼きには定評ありなのです。

これで十分です。

我が家の家事分担はこれで十分。

決して諦めではなく、得意なことを得意な方がやればいいのです。

諦めっぽく聞こえますが、諦めではないです。(笑)

頼れることがあるって、心強い。

これから先も、大なり小なり、頼って頼られて歩んでいける日々が続くといいなと思います。





さて、冒頭のウィッシュリストは叶ったのかと気になっていることでしょう。←え

今年私はミモザを買って飾りました。

近所のお花屋さんにたっぷり入荷しており、値段は1本550円。

相場だとは思いますが、財布の中の手持ちが少なかったので悩んで3本お願いしました。

寡黙で静かなお花屋さんのおばちゃん。

枝を選びながら、「3本だとバランス悪いから1本サービスして4本にしておくね。」

と言って、ササっと手際よくフワフワの素敵な枝ぶりのミモザを包んでくれました。

心があったかくなりました。

ヨーロッパでは、ミモザは「幸せの花」と呼ばれています。

黄色は厳しい冬を乗り越え、暖かな春の訪れを告げる色であることから、そう呼ばれているそうです。

私にもさっそく、幸せが運ばれてきた気がします。

もうすぐ桜が花開く季節。

春はすぐそこですね。

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