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応用情報技術者試験(勉強法の改良)

2022年(令和4年)秋期の応用情報技術者試験に合格しました。
とある田舎の中年エンジニアの応用情報受験に向けた勉強法中心に合格体験記を記します。基本情報技術者試験は2019(令和元年)秋期に午前72.5点、午後90点で1回で合格しました。
応用情報技術者試験は、苦戦しました。不合格で3回以上受験する方を対象の読者としております。


始めに

受験結果発表当時のツィートです。これから記す勉強法は、何度も不合格になった私の弱点の補強した対策を列挙します。

応用しない

応用しないとは、圧倒的な知識で臨むこととします。応用情報の午後の問題を3つに分類すると『知識』、『計算』、『国語力』と私が分類したのですがその『知識』の問題と後述の『国語力』ために、知識を増やしました。

  • シラバスの用語全て覚える暗唱勉強しました。※シラバスについては後述

  • 『セキュリティ』と『ネットワーク』に関しては高度試験の参考書で勉強しました。(用語暗記と学習の項目や程度はシラバスまでとしました)。三好康之さんというたくさん本も出版されているかたのアドバイス記事を参考にしました。

  • つまりオールイン型の一冊の参考書だけだと午後の過去問を解くとわかるが、空振りして大幅な低得点になる回があるのです。それを防ぐためにシラバスの内容を高度の教科書で勉強しました。


眼精疲労対策

私は中年になって、文字がぼやける、ピントが合わないという症状になりました。この目が疲れるということが文章読むスピードと理解に大きく影響することに気づき以下の対策をしました。

  • 眼鏡を応用情報試験専用で作成しました。机に座った時にドンピシャのピントになるように調整した眼鏡です。

  • 試験の時リゲイン(他のメーカーでもいいと思います)飲用。午後直前に飲用が効果あると思います。ツィッターフォロワー様の発言を参考に持参しました。

  • 目薬持参しました。


回答を完遂する体力無し

私は、中年になって2時間半のトイレが我慢できない症状になりました。そして2時間半の試験時間を完遂するだけの体力と集中力がなくなったのです。

午前問題は場合によっては途中退出できるのかわかりません。しかし過去午前問題の回答時間は余裕がありました。
問題は午後問題で回答時間が足りないのでトイレに行くとそれだけで5分くらいは短くなり致命傷になります。以下の対策を行いました。

  • 本番の休憩時間の食事『ウイダーインゼリー』一個と『ユンケル』だけ

  • 午後問題の学習は二時間半時間を計って休憩なしで5問連続で解く練習

お腹が空いても問題ないです。試験後15時には好きなだけ食べれます。2時間半分のカロリーが150キロカロリーだと見積もってウイダーインゼリーにしました。

 二時間半時間を計って休憩なしで5問午後の過去問を解く練習を繰り返しました。その中でトイレや眼精疲労等の自分の体力を知る。最初は1時間しか体力がなかったが徐や々に時間を延ばせました。中年となった私にとって連続時間で試験を受けることは、難しいことなのです。


国語力が低く読むスピードが遅い

私は、読むスピードが遅く、午後の問題は一問あたり30分程度で解かないといけないが、最初は1時間かかっても問題が理解できない読解力でした。そこで以下の対策をしました。

  • 緑本の試験中の心情等素直に実践しました。

  • 文章を分解して場合によっては、表や図に編集する。

  • 高度の教科書で事前知識を増やす。

緑本とは、有名な午後対策の本でITEC社の『応用情報技術者 午後問題の重点対策』です。頻繁に新しい本がでますのでご注意ください。

引用『最初から全てを理解しようと思わないこと』等を実践しました。
また、文章を分解して場合によっては、表や図に編集する練習を行いました。

読むスピードを上げるために、問題文の中で前提条件の記述がある場合があります。国語力のある人は、初見で理解できるが、私はできなかったのです。なのでその前提条件の知識を予め知っておくことで読むスピードを上げました。そうです『読解能力(応用)』を『知識問題』に変換して対応しました。そのための『セキュリティ』と『ネットワーク』は高度の教科書を利用したのです。

勉強法を変える。午後問題の練習中心へ

午前60点, 午後60点で合格できるゲームと割り切りました。
私は不合格時は午前対策に偏っていました。コンスタントに午前75点以上でしたので勉強配分を変更しました。

午前:午後 = 1:9 の比率に変更しました

午後の過去問を緑本収録の6問*選択問題数5問と
それに加えて『セキュリティ』、『ネットワーク』、『データベース』は10年分20回分回答しました。『プログラム』は16回分。システムアーキテクチャは10回分。なので、午後の過去問は86問解きました。またそのうち15回分を2回解きました。合計で約100回問題を解く練習をしました。

午前問題の勉強は、気分転換に過去問道場という無料のIT Webサービスを利用して解きました。

シラバスと過去問を重視する。

シラバスとはIPAで公開されている試験範囲なのですが、シラバスを調べると私の知識が偏っていることがわかりました。応用情報を受験者は、何年かSE経験があり、基本情報技術者試験の合格者が多いのですが、資格試験の合格で重要なのは、いくら得意分野があってもしかたないのです。
60点をとるために知らない(業務で知る機会がない)ことを調べる方が重要なのです。

シラバスの用語の暗記はすごく大事です。なぜならば多くの不合格者が50点以上取っているからです。私も1回午後58点でくやしい思いをしました。そして40点代の得点になり。。。引退を考えましたが工夫すること。1点に執着することで合格したのかもしれません。用語の回答で1問2点をとるかとらないかで合否を分けます。

過去問を解くことで、選択問題によって用語問題があるかないかもわかります。

上記のツィートは、私の発信ですが用語を間違うと2点失う戒めのツィートなのです。

モチベーションの維持

私は、独学だとモチベーションの維持が難しかったのですが今回は、ツィッターを利用して勉強垢の皆様の励ましによって維持いました。内容別記事にほぼ書いてあるので省略します。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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