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0916_大丈夫

【140字小説】
「あんたは大丈夫」私が何かを相談すると母は決まってそう言って笑っていた。その大丈夫には、もしも上手くいかなかったとして私が受け止めるという母の強さが見える。「あなたは大丈夫よ」同じことを私も子に伝える。そこには、生まれて初めて目があったあの時のような、柔らかく崩れた笑顔があった。

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