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クリーニング屋さんのおじさんが昔と全然変わらない話

小学生の頃、家に帰っても誰もいないから妹と良く行ってたクリーニング屋さん

おじさんが中にいれてくれてボトルに入ったガムを食べるのが日課
いちごミルクのジュースを自販機で買ってもらってクリーニング屋さんで宿題を済ませる

当たり前の日常

吃音症のおじさんの話し方なんて気にしたことはなかったし、それがおじさんだったから今だってその話し方が懐かしくて好きだ

クリーニング屋さんは今はもうないから帰ってもすぐには会えない
もう何十年も経ってるからそりゃそうか
変わらないものなんてないから

でも、おじさんはびっくりするくらい変わらない。そんな老けたわけでもないし元々白髪だったし、何よりも話し方が変わってないのが嬉しい

近頃は毎週水曜日に私の実家に顔を出してくれるらしい、奥さんが亡くなったからさみしいのかな

昔から勝手に家の中に入ってくるクリーニング屋さんのおじさん

ずっと変わらないでほしい人
自販機のいちごミルクをみると思い出す人

次はいつ会えるかな

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