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ぼくたちに、もうモノは必要ない。

●はじまり
【ミニマリスト宣言!!】
持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。
ぼくはモノを減らすことで何もかもが変わり、なぜか毎日「幸せ」を感じられるまでになってしまった。
誰かと比べてばかりいて、みじめだった。将来への不安で、ずっと停滞していた自分が動きはじめた。
最小限にしたからこそ、見えてくる本当の豊かさ。モノが少ない幸せがあることを知った。
モノも情報もあまりに複雑化した現代。
そのノイズに阻まれて、本当に自分に何が必要なのか、何を大事にしたいのかさえわかりにくくなっている。
できるだけ多くのモノを手に入れるのが唯一の正解だった時代はもう終わった。
それがほんとうの「幸せ」にはつながらないことをなんとなくみんなが気づき始めている。
生き方にはもっと自由な選択肢があっていいはず。
他人の目線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。
断捨離からミニマリストへ。
終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。
これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。


本の紹介と引用元

タイトル:ぼくたちに、もうモノは必要ない。断捨離からミニマリストへ
著者:佐々木典士(敬省略)
発売日:2015/6/12
本の長さ:299ページ
販売価格:1100円(新書)
※Amazon参照

【実際に読みたい人向け】
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【こんな人におすすめ】
・物が捨てられない
・部屋が散らかっている

【この本のここがスゴい】
モノを捨て、ぼくが変わった12のこと
・時間ができる
・生活が楽しめる
・自由と解放感を感じられる
・人と比べなくなる
・人の目線を恐れなくなる
・行動的になれる
・集中力が高まる。自己に徹する
・節約だってできる。エコにもなる
・健康になれる。安全である
・人との関係が変わる
・今、ここを味わえる
・感謝できる


いつか使うかもしれない病

便利な世の中になりたくさんの便利な品が毎日のように続々と販売されている今日。
物が捨てられない人が増えている。
家の中が物だらけで言えを出るときにカギを探すことに30分もかかるというのはよくある話。

先日買った時計も見つからないしスマホの充電ケーブルは消えるし最悪と思っている人はこの本を読んでほしい。

「使っていないものは捨てればいい」ただそれだけのことだけど。
「もったいない」、「いつか使うかも」という気持ちになるのも人間なら当たり前のこと。

だけど覚えていてほしい。

物を捨てないと人生がどんどん窮屈になることを。
最終的には、ゴミ屋敷に住んでいる人みたいになるのさ。

部屋の半分以上は物に占領されている人は、既に遅いかも。

そこで物を捨てられるように説明していく。

この本を読めば、家に使わない物を置くことが嫌になる。


物の家賃を払っている

1つ目は、「物を置くということは物の家賃も払っている」だ。
今住んでいる家に引っ越したときのことを覚えていますか。

広々としていて新しく、どこか清々しい気持ちになっていたはず。
それが今はどうだろうか。
部屋や床に物が散乱して、部屋は物によって窮屈になっているのではないだろうか。

物を置けばそのスペースは使うことができない。
どれだけ広い部屋を借りたとしても、物を引き詰めれば狭い部屋になってしまう。
実際に物によって本来あったスペースの半分以下のスペースでしか暮らせていない。

つまり物の家賃を常に払っている状態だ。
しかもこの”物”というのは、追い出さない限り膨張していく。
どんどんどんどん家の中のスペースを奪っていく。

そう考えると物を増やすことが大きなリスクだということがわかるはず。
物を増やせば増やすほど、その物の家賃を払っていると考えてみよう。

そうすると家の中に物を置くことがリスクであることに気がつく。

物を捨てることがもったいないと考えている人。
それよりも家に物を置いておく方がはるかにもったいないことに気がつくべき。

お金を払って”物”を買い、その”物”がまたお金を吸い取っていく。


いざというときに出遅れる

2つ目は、「物がたくさんあると必要な物を取り出すときに時間がかかる」だ。
ゴミ屋敷の主人がどこに何が置いてあるのかを把握していないように、物が溢れれば溢れるほど本当に必要な物を使う邪魔をする。

ゲームでも同じで全てのアイテムを持っていたら必要なアイテムを使うときに時間がかかって仕方がない。
だから不必要なアイテムは捨てたり保管庫に預けたりするわけ。
そうしないと、いざ大切なアイテムを使うときに時間がかかって仕方がない。

実際にローランド先生は、1つの用途に1個しか物を持たないことで有名。
それもとびっきり大事な1個だけを大切にする。
ジャケットも1着、カジュアルな靴もスポーツシューズも1足ずつしか持たない。

その理由は、「物を選ぶ時間があまりにも無駄だから」ということ。

スティーブ・ジョブズも同じ理由で、毎日同じ服を着続けた。
極力生活の中で本当に重要なこと以外は決断をしない方がいい。

物以外にも、例えば、銀行口座とかクレジットカードとかも1つにまとめてしまった方がいい。

1度試してほしい。

使っていない物を捨てるとよく使うものが輝いてくる。

大切な物がより使いやすくなる。


また買えばいい

ここまで話しても、「やはりいつか使うのでは?」と考えてどうしてももったいなく感じて捨てられない。

そんな気持ちの人はいるだろうか。

人は損をしたくない生き物。
お金を出して買ったのに物を捨てるなんて苦痛でしかない。

だけどこう考えてみてほしい。
もう1度必要になったときにまた買えばいい。

もちろんもう1度買うのに、数万円以上かかる物であればよく吟味してから捨てた方がいい。

だけどもし、3000円以下で買い戻せる物であれば、とりあえず捨ててみてまた必要になったら買い戻せばいい。
こういう風に捨てるときは、「もう1回必要になったときにまた買えばいい」と思うことが大事。

そう考えることができれば誰でも捨てられる。
捨ててよかったと思うことが殆どだ。

捨てた物のことをもう1度思い出すことはほどない。


誰かに自慢する目的で買わない

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