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Tシャツのロゴに厳しい女

私はTシャツのロゴに厳しい。

人々に見てくれといわんばかりに体に文字情報を着て歩くのであれば、
着ているあいだは書いてあることを主張している自覚を持ってほしいと思っている。

当然、Tシャツの英語メッセージも。

 

I am pretty(わたしはきれい)

 

などバーンと書かれていると
「ほほ~。言いきってくるな。」と思うし

 


Go to Hell (地獄に落ちろ)
とか書いていると
「なんちゅう恐ろしいやつ・・・」とか思う。

 


土地名も気になる。

 

N.Y (ニューヨーク)

PARIS(パリ)


など書いていると

 

「ふむふむ。その都市が好きなのね。旅行に行って楽しかったのかな?」と理解するのだが

 

South Dakota (サウスダコタ州)


は、「マジで?本当にアナタとサウスダコタ州が関係あるように見えないんだけど・・・」

とか思ってしまう。

 



さて、最後に私のTシャツロゴエピソードを。

まだ20代のころ、合コン的な感じで知人を集めてバーベキューをしようということになった。

女子と男子がバーベキュー会場に到着し、
「初めまして~、よろしくお願いします!」と言いながら火をおこしたり、材料を切ったり。
キャッキャ言いながら肉を焼き始めたころ。

 男子の一人が
「あいつ、全然来ないな」
と防波堤の方を見ている。

えっ、あと一人男子いたんだ?

と思い視線を追うとぽつんと一人、テトラポットに三角座りで海の方を見ている男子がいるではないか。

「オレ、連れてくるわ」と一人が迎えに行くも、なかなか来ない。

他の男子は「アイツまたか」くらいの感じだ。

数十分経ってようやく、そのテトラポット男子が連れてこられた。

いかにもしぶしぶ…という表情で、半泣きのような、すねたような。

当然、どの女子にも挨拶もしなければ口もきかない。

「そんなに嫌なら帰ればいいのに…」

と思いつつその男子のTシャツのロゴが目に入った。

真っ白なTシャツに黒い文字で一か所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PLAY BOY (プレイボーイ)

 

 

 

 

 

…って、どこがやねん?

 

 

 

まず、お仏壇にお供えしてご先祖さまに「子孫が〇〇様からこんなサポート頂けるようになったよ!」と報告し、一族で喜びます。