ファッションにはスローダウンが必要だ
今「買い物」をすると損するワケ
自粛が明け、今まで抑圧してきたものが爆発しがちな今、
絶対にやってはいけないこと…それは「買い物」。
買い物といっても、生活必需品のようなものではなく
洋服をはじめとした「買い物」だ。
私はフリーランスで編集者をしています。
服が大好きで大好きで、
20代半ばに大手メーカーの会社員から転職しました。
そして今も、ファッションが大好きです。
もちろんアパレル業界の苦境にも胸を痛めています。
けれど今「すぐに服を買って! ファッション業界を助けてください!!」と呼びかけるのは
とても簡単ですが、怖いことだということも分かっています。
コロナ禍という一見ネガティブな出来事をきっかけに
ファッション業界は雑誌のあり方も含め、
色々なことをスローダウンする必要があると考えています。
ここから以前のような売り方・買い方に戻るのはただの延命治療。
そもそも、これまでの行き過ぎた「売れや買えや」の世界を脱したいと考えて始めたのが
このブログANNE MAGAZINEです。
これからのファッションはどう変わる?
そのためには、環境に配慮したモノづくりをすること。
捨てられる服を生み出さないこと。
何度も修理して長く何度も使いたくなるような服を進めること。
無責任に服を紹介しないこと。
誰かが苦しんで生まれた服に素敵な文章をつけないこと。
これはもちろん業界への批判ではなく
発信する当事者として考えていることです。
「どうせ別れるオトコ」に投資する意味って?
ですから皆様もどうか、安易に服を買わないで。
ワンシーズンで捨てる服を買わないで。
いつか断捨離対象になる服はいらないから。
本当に何回もときめいて着られる服だけを選んで。
そうすれば自ずと、
一瞬消費は落ち込むように思えても
実は“本当に素敵な服”は手間がかかった上質な素材のものばかりなので
決して安くはなく、
これまでの安いだけの服の数倍はするでしょうから。
それは買う側からしたら初期投資がかかったように見えても、
長い目で見たときに価格としての元が取れるだけでなく
あなたの財産となり、スタイルとなり、生活そのものとなって
人生を何百倍も豊かにしてくれるはずです。
それを着ている間中、あなたは絶対に素敵でキラキラとするわけですから。
それに、今までと同じぐらいの予算でも、
どうでもいい服を数枚ではなく
最高に大好きな服を1枚買うほうが
ずっとずーーーっとコスパがいいのです。
自粛明けの開放的な雰囲気に踊らされず
これからは本当に惚れ込んだ服だけを買う。
恋愛だって、どうでもいいオトコやどうせ別れるであろうオトコには
時間も予算も投資しないはず。もったいなさすぎますから。不毛すぎますから。
断言できます。
これからファッションと私たちの関係はきっともっと良くなる。
本当に好きな服は、最高の毎日を連れてきてくれます。
ファッションが大好きで、業界をさらに盛り上げたい側からの決意とお願いでした。
この先、本当に必要な服が何か《自分バージョン》を知りたい方はこちらへ↓
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