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WITHOUT YOU

3月16日、ミュージカル「WITHOUT YOU」を観劇した。
感想を書こう、書こうと思いながらなかなか筆が進まなかったのだが、ようやく。(3月にアップし損ねたので、今月はノルマ5本)

有名なブロードウェイミュージカル、RENTの主人公役を演じたアンソニー・ラップの半生を綴った自伝1人ミュージカル。

RENTは観ておらず、全く前情報なく、純粋に作品を感じてきた。Twitter(X)の、東京公演の感想だけ流し見した程度である。

まず1人ミュージカルというジャンルを観たことがなかったので、面食らった。そしてもちろん全編英語。よく考えたら英語原作の、英語でミュージカルを観るのは初めての出来事かもしれない。イタリアンオペラは観たが。なので字幕がある。字幕は鬼門だ。読んでしまうと眠くなってしまうので、できるだけセリフに耳を傾けて観た。

東京公演を観た色んな役者たちは口々に観るべき!とか観れて良かった!とか、予々絶賛していたので自然と期待値が上がった。
が、何せ元になったRENTを観ていないものだから何が何だかわからず、RENT観れば良かったなぁという反省。きっと観ていたら感動もできたであろうに。

ストーリーとしては、壮絶な半生を綴っているだけあって、とても泣けた。自分に置き換えて考えると、本当に涙が止まらなくなった。生きている限り誰もが通る道だ。出会い、別れ、喜び、悲しみひとつひとつの感情をしっかり演じてらして、観終わったあと、とても重かった。この1人ミュージカルを何公演やったのだろうか。考えただけでも気が遠くなりそうだ。わたしなら1日2公演もできないと思うのに、アンソニーはやってのけている。ブロードウェイに立つアクターはやはり違うんだな、と思った。

これを観てRENTが観たくなったので、近々映画版を観てみようと思う。そして答え合わせをしたら、また後述したい。

Anne

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