妊娠発覚まで②


マラソン大会から1ヶ月経った頃、
なかなか生理が来ないことには気付いていました。

ただ、一度コロナに感染した際、
2,3ヶ月ほど生理が来ず、
きっと今回もコロナだったんだろう、と
あまり深く考えず、

コロナの後遺症だと思って微熱、頭痛と戦っていました。

その間も、インド料理、メキシカンとショット、
いつもと変わらぬ毎日を過ごし、

結納も決まったので新婚旅行はどこ行く?!と、
コロナ明けで海外旅行も解禁してきたので、
満足行く旅行先を決めるため、
地球の歩き方を4冊買って、熟読する日々が続きました。

最終的にはご飯が美味しく、観光名所も沢山ありそうなスペインに決定!(ヨーロッパはどこもご飯が美味しくて、観光名所も沢山ある気もするが)

わくわくわくわく。

不妊治療

私には何でも話せる
仲良い友人が何人かいます。

その中の1人がAちゃん。
Aちゃんは前職の同期なので真面目な仕事の話をしたり、
海外を旅行したり、
結婚式にお呼ばれしたり、

数少ない何でも話せる仲良しの友達です!

彼女は仕事もバリバリ
性格もとっても良い
副業も軌道に乗っていて
旦那さんも素敵

というイキイキしていてつい
素敵だな〜と思ってしまう友人です。

彼女と2人でメキシコ料理を食べに行った時
転職の話になりました。

前述の通り、彼女は仕事もバリバリこなしているので
私にはなぜ転職したいのか、よくわかりませんでした。

話を聞いてみると、
仕事は面白いけど、人手不足で休めない、と。

休みたい理由が不妊治療のためであること

とのことでした。
また、同僚の男性から、彼の奥さんが私と同じ会社で、不妊治療は有給消化ではなく特別休暇になること、
医療費が一定額を超えると返ってくることを聞いて、
制度の整っている私の会社へ転職することを考えている、

という話でした。

私は話を聞いた時、色んな意味でびっくりしました。
彼女は私生活もしっかりしていて、
在宅勤務中、顔も洗わず、お昼くらいまでパジャマの私とは違い

規則正しく生活し、
毎日栄養バランスの良い食事をインスタにアップしていたので、

「Aちゃんが不妊ならみんな不妊では!」

と、心から思いました。

でも、政府が不妊治療を保険適用にしたくらいだから、悩む人もそれなりに多いのか…と
30超えた妊娠の難しさ、のようなものを初めて身近に感じました。

振り返ると

正直、今回の妊娠は計画したものではなかったため、

本当に産むべきか、
結婚していない間に来てくれた子供はみんなに祝福されるのか、
お金は大丈夫か、
自分たちには親になる覚悟はあるのか

等、悩みに悩みました。

ただ、その度にAちゃんの不妊の話が
頭をよぎりました。

来てくれたこの子がまた来てくれるとは限らない
このタイミングで、意味があって来てくれたのかな

子どもを授かれることが当たり前ではないこと、
大事にしないといけないこと、

普通ならすぐにわかるようなことでも、
海外旅行や結婚式。
子供がいると難しいことを先に計画していると
判断を誤りそうに何度もなりました。

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