"山内"のジャケットとパンツ

本日ご紹介するのは"山内"のジャケットスタイル。
最近はこんな定番的なジャケットスタイルはあまり見かけることがなくなりました。

トレンドもあるでしょうが、そんな中でも山内のジャケットスタイルは、大人がリラックスして着ることができるジャケットスタイルとして、定番スタイルならではの良さを思い出させてくれます。

上品でありながら崩しも忘れない、粋な匂いを感じる。

画像1

画像2

画像3

Model:170cm/55kg. 着用:ジャケット: size 3.パンツ:size3.シャツ:size46.

着用アイテム

Salt shrink processing Tailored jacket Black / 山内 / ¥93,500 (税込)
Salt shrink processing linen One tuck Slim pants Black 山内 / ¥44,000(税込)
Large Short Tyrol Shirt / Bergfabel / ¥53,900 (税込)
Ankle Boots - Cordovan Full Grain Leather / GUIDI / ¥141,900 (税込) 

休日の普段着として、あるいはスーツの代わりに

画像4

現代的でスッキリと着用できるのにクラシック、それでいてカジュアルなエッセンスも残している。
テーラリングの基本をしっかりと抑えた仕立てとディテールを用いて、上品でありながら崩しも忘れない、粋な匂いを感じる作品に仕上げています。

細かいシワの入った生地を使ってカジュアルな雰囲気を落とし込み、日常で使いやすいようにしています。

仕様はかっちりとしたジャケットなのに、あくまでも普段着として提案しているこのバランス感が非常に面白い作品です。


休日の普段着として、あるいはスーツの代わりに、といったどちらの要素も満たしているジャケットです。

対極のテイストを混在させるテクニック

画像10

画像11

画像12

ジャケットは一つのディテールで全く変わって見えるアイテムなので、細かなところのバランスが重要になってきますが、山内のジャケットはそれぞれの調和がとても優れていると感じます。

ジャケットの"顔"とも言えるラペルの幅は過度な主張のないスタンダードなバランスを踏襲、ボタンも2つボタン。袖口は本切羽の三つボタン。

ウエストは程よくシェイプされ、ウエストから裾にかけて曲線美を描きます。

ただ、ポケットはパッチポケット。
このジャケットの隠れたポイントです。

尋常ではないデザイナーのこだわり

画像5

画像6

山内の服は単に美しさだけを追求するのではなく、あくまでも着るものとして、シルエット、素材など多角的な視点を持って製作されています。

山内は素材の選定から縫製の仕様に至るまで、一つも妥協せず、もし自分の理想とするものができないなら発表しない。

つまり、服を構成する要素が全て最高でなければダメだ、ということ。

スタンスを崩さず、確固たる信念を持って服作りをしている山内の服には説得力があります。

スタンダードなシルエットが逆に新鮮。

画像10

画像11

合わせたパンツはももにゆとりを持たせ、そこからテーパードさせたスラックス。
余計なあまりが出過ぎず、かつ細すぎることもない。クラシックなスラックスというのも面白いところ。

足元は短靴でもあえてスニーカーでもどちらでも。

カジュアルにも振れる素材を取り入れているので、合わせるものに縛られない柔軟さと自由さがあり、好みで変えてもいいかと思います。

丈の設定はワンクッションくらいの丈での着用をオススメしています。

"わかる人にはわかる" 山内の作る服はそんな服

画像12

山内の服はいわゆる"わかりやすい服"ではありません。

奇をてらうデザインではないですが、作りと素材の良さから滲み出る雰囲気は一目見るだけで特別だとわかります。

しかもデザインから出るものじゃなくて、内側から出ているものなので厚みがあるんですよね。

"わかる人にはわかる"服。一言で言うとそんな服です。

着用アイテム

Salt shrink processing Tailored jacket Black / 山内 / ¥93,500 (税込)
Salt shrink processing linen One tuck Slim pants Black 山内 / ¥44,000(税込)
Large Short Tyrol Shirt / Bergfabel / ¥53,900 (税込)
Ankle Boots - Cordovan Full Grain Leather / GUIDI / ¥141,900 (税込) 

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?