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はじめまして、ややこしい歌うたいannasekaiの解説です。

シンガーソングライター。・・・のはずが、年に一度なーんにもない野原に1500人が集う野外フェスの主催者になったり、「こころのオアシスちゃん」という変なマスコットの作者になったり、山の中でサバイバルな暮らしを発信する人になったり、お菓子を作る人になったり。高校でミス○○に選ばれる一面もあれば、旅や自然を好み、洞窟で遭難したりする。CDは2枚発売。
なぜか「今何してるの?どこにいるの?」と言われ続けている人です。

「あんなワールド」と言われることが多いですが、本人は「アンナの世界」という意味ではないと提言しています。どういうことでしょうか?一つずつ解剖してみましょう。

1)出身、生い立ちは?
2)大学中退〜上京の経緯とは?
3)東京やーめっぴ、〜の田舎生活と音楽活動とは?
4)そんなannasekaiの、今。 〜ライブの一日編〜
5)annasekaiの意味とは?

1)出身、生い立ちは?
まず、Annaは本名。ヒマラヤ山脈‐annapurna からつけられた名前です。1992.9.4、福島で生まれ、東京でミュージシャンである父のライブへ連れられながら育ちました。小学校へあがる時に、神奈川県相模原市の“藤野”という山の中の芸術のまちへ移住。「4年ぶりの新入生」と新聞の一面に。全校児童6人だった小学校では、お友達の半分は自然界。大好きな学校も在学中、強制的に廃校になってしまいました。その頃から、世の中っておかしいことだらけだな、と思い始めます。

小学生の頃から参加していた、地域のこども劇団「ふじのキッズシアター」で、ミヒャエル・エンデの作品などに触れます。中学で習っていたピアノはやめ、ギターとベースを独学で習得。高校でロックバンドを組んでギターボーカルをする中、弾き語りで自分の想いを歌うようになります。

また高校1年生の時に、ロックフェスを友人と主催します。それから年に一度続け、野外イベント(ふじの音響(ねっきょう)まつり)となりました。


2)大学中退〜上京の経緯とは?
そんなJKは、3.11の東日本大震災で衝撃を受けます。直後に国際協力を目的に大学へ入学をしましたが、自分のしたいことは"生活の豊かさ"より"心の豊かさ"を築くことだと気づき、3ヶ月で退学します。頑固な「今やりたい」衝動には親も勝てませんでした。

北アルプスで1ヶ月過ごしたり、フィリピンのスラム街などへ行く他、ヒッチハイクや一人旅などを経て、上京。一年後に「私がやらなきゃ世界はこのまんまだ!」と、annasekaiとしてギターを片手に歌い始めました。

「脳みそなんておいておけ!」「赤ちゃんになろう〜」と歌う10代。新聞や記事に取り上げられたり。
大手S◯NYのオーディションで全国4000組中、ファイナルの9組に選ばれたりもしましたが、ひねくれ者だったが故にその世界へ入ることはやめました。
関東近郊の他、北は福島〜南は沖縄まで、ライブハウスの他、イベント、カフェ、野外フェス、講演会、上映会、旅先など全国、場を問わず多くのシーンで歌ってきました。CDの発売、楽曲提供なども。

その他、多数イベントも企画。トークライブ「平成生まれ減らず口会議」が話題に。
高校生の頃から制作していた「こころのオアシスちゃん」のアニメーションも制作したりなど、とにかく「私がやらなきゃ世界はこのまんまだ!」の気持ち一心で形にとらわれない活動をしてきました。

3)東京やーめっぴ、〜の田舎生活と音楽活動とは?
ここまで、ずーっともがいていました。世の中と対峙し「自分には何ができるか」頭を悩ませ続けていました。ついにコンクリートの上で息ができなくなり、3年住んでいた阿佐ヶ谷を離れます。
車の旅をし結局地元へたどり着いたので、山の中の平屋の一軒家を自らリノベーションをし、半年後に猫3匹と住み始めました。23歳の時です。
舞台音楽を手がけたり、楽曲制作など、音楽は続けます。


そんな中、刺激がほしくなり、ピン!ときた世界文庫アカデミーへ通うことに決意。記念すべき第一期生!一年間京都と山梨を行き来し、田舎で暮らしながらも、世の中とちゃんとつながっていられる活動方法を模索します。

音楽活動はというと、インスタでおもちゃのちゃちゃらーを始めたり、絵本で歌ったりなど、今までのメッセージ第一の歌活動ではなく、音楽的な創作をはじめました。そうして、絵本うたユニット結成へと続きます。

絵本うたユニット「ばんぱくとあんな」
 ▷ ▷ ▷ 公式webサイト

4)そんなannasekaiの、今。〜ライブの日編〜
25歳の誕生日には簡易トイレをいただき、26歳では、四駆の軽バンをいただいたannasekai。そんなannasekaiの最近の1日です。

朝・・・6:00 起床。
朝ごはんとお弁当を作り、庭や畑で野菜や山菜を収穫し、季節のものを仕込む。インスタ@暮らしアカウントに何かしら一日一回投稿。

午後・・・自宅にて。
猫たちに邪魔をされながら、ピアノや絵本うたの練習。
車で駅まで行き、電車で1時間揺られて都内へ。

夜・・・ライブ。
ピアノ弾き語りやキティちゃんのキーボードで演奏などエネルギッシュなライブを繰り広げる。終電で帰宅、猪に遭遇。

すごくゆるやかで穏やかな日中と、アバンギャルドなライブ
そんなannasekaiを楽しんでいます。

5)annasekaiの意味とは?
さぁ長くなりましたが。annasekaiとは、annaを通して、世界を見えますように。つながれますように。という意味合いです。あんなワールド!…ではありませんので、ご注意ください。

あくまでも”みんなと違う、私の世界”ではなくて。みんなと同じ人間です。「こんな生き方もできるんだ」「捉え方が何か変わる」など、ふっと、日常の概念がとっぱらわれるようなことになったらいいなーなんて思います。

今でもすべての原動力は「わたしがやらなきゃ世界はこのまんまだ」です。
何をしていても、そこは、変わりません。これからもずっと、大切にしていたい軸です。

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