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韓国の女子サッカーを観てきた

ドイツイタリア台湾に続き、海外女子サッカーを観に行くシリーズ。今回は韓国です。メジャーな観光地には行きたくない&知らない土地を迷いながらたどり着く体験をしたい人なので毎回、楽しんでます。

今回は、元U20代表/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース/ベガルタ仙台レディースだった世宗TOTOの佐藤瑞夏選手にお会いしに行ってきました。昨年の台湾に続き2年連続です。

WKリーグの世宗TOTOは韓国中部の世宗(セジョン)市にあります。巨大な官公庁ビルが続く大都会でした。練習は、世宗市民憩いの空間、広大な世宗湖水公園のサッカー場で行われてました。

練習場所にはチームバスで登場!男子のバスを借りているのでなく女子のものです。Sejong SportsTOTO Women's Football Clubと書いてあります。乗せてもらいましたが広くてゴージャスで身体をゆっくり休められる仕様でした。もろもろ大変に環境が整っているようです。

お昼は一緒に参鶏湯。韓国はなんでも美味しい。瑞夏選手もすごく生き生きとしていて充実している模様でした。お店の人に「おかあさんですか?」と聞かれましたが、似たようなものですと返事しました(だって長男と同い年)。

11番が佐藤瑞夏選手

試合はアウェー。韓国南部の慶州という街。朝鮮半島を初めて統一した新羅の首都だったところ。4日間滞在したのですが風光明媚で大好きになりました。

入場料は無料。WKリーグは4巡するそうで週に2回ぐらいのペースで試合があります。この日は木曜でキックオフは19時。試合会場は、こちらも運動公園の一角。相模原ギオンスタジアムのある公園みたいな感じ。

北方沙映選手

対戦相手の慶州韓水原女子サッカー団には、元ノジマの北方沙映選手がいらっしゃいました。そして!

京川舞選手

京川舞選手も!事前情報なかったので大変びっくり。いつの間に!京川選手がコールされると一斉に拍手が起こりました。

左手前のピンクが佐藤瑞夏選手、こっちを向いている緑の人が京川舞選手

試合は1-1のドロー。男子韓国代表だけじゃなくて普通に女子もワイルドでした。殴り合いの勢いぐらいの格闘技。

佐藤瑞夏選手はキレキレ。前半ラフプレーのせいで倒れ込んだときは心配しましたがサイドチェンジのパスも切り返しも流石でした。京川舞選手は健在。囲まれた状態で胸トラップからのふんわりパス。北方選手は韓国語で指示出しまくり。3選手とも抜群の存在感でした。

入口では応援グッズも売っていました。私があちこち写真を撮りながら変な韓国語を話していたからか、ハーフタイムに気さくなお兄さんが日本語で話しかけてくれました。おばあちゃんが日本の人で8歳まで日本で過ごしたとか、あの選手が良いとか、試合後はどこに行ったら選手と写真を撮れますよ、とか、観客はだいたい80人ぐらいですよ、とか。女子サッカーのサポさんは良い人ばかりの法則はイタリアに引き続き韓国でも確認しました。これは世界共通と言ってしまって良いでしょう。

次は再度イタリアかドイツの予定です。お楽しみに!