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セリエA女子を観に行ってきた

セリエA女子日本人対決を観に行ってきました。

インテル三橋眞奈 VS ASローマ南萌華。
2022年10月29日(土)14時半KO。

場所はスタディオ・ブレーダ。最寄り駅は地下鉄M5 Bignami駅。

気持ちの良い郊外の空気を楽しみながら歩くこと12分。

試合開始の2時間前に着いたら、サポの皆さんがすでに待機してました。サッカー映画でよく見る光景!テンションがあがります。

「マナ・ミハシ!ジャポネーゼ!」と言ったら、一瞬でお友達になれました。三橋選手と一緒に撮った写真をたくさん見せてもらいました。ホームもアウェイも全試合参戦のガチサポのおじさまたち。

ASローマのサポさんたちもいたけど、インテルサポさんとも仲良しらしく、にこやかに挨拶して、一緒にバス待ちしてました。男子と違って女子はみんな仲良しなんだよと言うので、日本もだよーと教えてあげました。

開場はキックオフの1時間前。さっきのサポさんたちが向かい側で弾幕張って太鼓の練習してます。試合のための大切な要素。ほんと好きな光景です。ただし日本と違ってマッチデープログラムもないし、スタジアムDJの選手紹介もないし、スタグルもない。

と思ったら、こんな入り口が見えたのでのぞいてみたら、カフェでした。

エスプレッソ頼んで、「バニョ(トイレ)?」と聞いたら通されたのが・・・

出た!ヘタフェのスタジアムにもあった座れないトイレ!体幹が鍛えられるやつ(笑)

観客数は2000人ぐらい。こじんまりとしたスタジアムが良い感じに埋まるぐらい。見やすくて良いです。一応座席番号があったんだけど、ゾーンだけでどこに座っても良いみたい。イタリア語が読めなくて、filo 4って4列目ってこと?と聞いたら、どこに座っても誰も気にしやしないよって教えてくれました。

選手入場は、音楽もなくピッチの端っこから登場でした(ちょっと小学校の運動会みたい)。ちびっこ3人が中央で待ってたんだけど、キックインするでもなく、選手たちの撮影が始まる頃には出て行きました。

と。WEリーグや、なでしこリーグの皆さんの努力を観ていると、運営はかなりゆるゆるなんですが。

試合のガチたるや!日本のサッカーを見慣れてると、もはや格闘技。ガツガツあたりにいくし、脚めっちゃ振り上げるし。やばい1対1だと思ったら、DFがガーっと走ってきて間に合っちゃうし。日本だと「そのとき」を待つ、みたいな感じだけど、最初から最後までガツガツで面白い!別競技かと思いました。

試合は1-2でASローマの勝利。南選手は先発フル出場。三橋選手は後半途中からIN。でも1点返した直後に三橋選手が入ってから、とたんにインテルペースになったので、先発で出ててくれたらどうだったかなー(完全に希望的主観です)。

試合後は、選手たちがサポさんの元へ挨拶に。終了ホイッスルの後に両チームの整列なかった気がする。三々五々、あっちとこっちに挨拶に来てバラバラとロッカールームに引き上げました。

試合後は200人ぐらいがバスの出待ち。ドルトムントのウェア着た子たちはアカデミーぽかった。待ってる人たちは、選手が来ると拍手や歓声をあげるでもなく、サインや写真を求めるのは10人ぐらい。ただ、気持ちを見せに来てる感じでした。

三橋選手も大人気。

佐々木繭選手プロデュースのAdonisコーヒーを渡して3人で写真。

帰りはトラムに乗りました。普通の観光地じゃないところにいけるから女子サッカー観戦は楽しいわ~。大変、大満喫の1日でした。

#行った国行ってみたい国