未来図

未来図

春風のようなやさしいうた
纏う音はそう、軽やかな色で
緑の糸が紡いだ道を歩く
ふたりで一緒に

ひとり立ち尽くしていた世界
唸る風も聞こえる音も
私だけを置き去りにしてた
冷たい言葉と一緒に

朝焼けの街並み
溢れ出す美しい歌声
君の音色が生み出す世界には
空も花も咲き誇ってる

輝いてるどんな時も
ふたり並んで眺めたいよ
君の隣歩きたいんだ

虹の夢を思い描く
眩いその先を
追いかけて追いつけなくて

遠ざかる君の音
望んだ夢も何もかも
掴めなくて
聴こえている君のやさしい声が
呼んでいるほらずっと
きっと私を待っているから

なぞる星空 描く未来の
かけらを集めて君を迎えに
俯かないで 君の笑顔
守りたいよ 信じていて

やさしいこのうたを君と共に
強い風が吹き荒れても
ふたりでなら乗り越えてゆけるよ
手を取って つまづいて
転んだって そう 
また立ち上がれる

虹の夢を思い描く
眩いその先を
追いかけて手を伸ばして
そう転んだって大丈夫
やさしいうたが君を包む
未来の中へ一緒に

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?