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心の片隅に

わたしの考えている暗い部分の少しを誰かにこそっと見せたくなった。あなたの「心の片隅に」何か残ればいいと思う。短歌のようなエッセイのようなひとりごと。


ケーキの中に入ってるダークチェリーに酔いしれる
いつか溶けてしまうチョコレート
ラテアートの表情と私の心
ラテアートの泡が増えていく
綺麗な形のケーキと歪な形のお皿
崩れていくケーキを見るとわたしの心みたい。
クリスマス陽気なサンタクロース人形の横で泣いている私
ブランケットが私の想いを温めてくれる
1・2・1上がって降りるいい日付
さよならを何度も何度も唱えていた
泣いても泣いても死ねない現実、
わたしはわたしと共に生きていくしかない。
ファッションとカフェ、本と猫だけはずっと好きみたい
悩んでも立ち止まってもいいということを社会は教えてくれなかった。
気持ち悪くても食べてしまうジャンクフード
泣かないように、急いで漕いで自転車を走らせる
ガンガンに音楽かけて泣いてしまう自動車の中。
どこか遠くへ行った後、二度と現実に戻ってきたくない。
そばにいて欲しいときに誰もいない。誰もいないから、体育座りをして自分を抱きしめる。
猫とサンタクロースを呼べる人になりたい。
クリスマスツリーの光が信号機の点滅に見えてくる
アラジンの石油ストーブと共に死んでいきたい。
疲れてしまう、現実なんて壊れてしまえ。
結婚をする年齢へと近づいて、結婚してないわたしは何者なんだろうと考える。(わたしらしく生きているだけ。)
結婚式よりお葬式の準備が進む。
死装束はvintageのウクライナドレスがいい。ドライフラワーを添えて。
永遠なんてないんだと教えてくれる人生だ。
手紙を書くのは、心の整理。あなたに伝えたいことがあるの。ねぇ、わたし?
ひとりぼっち、本がわたしを支えてくれる。
雨降りな日があったって、別にいいじゃない。曇り空の日があったって、別にいいじゃない。
晴れの日があったって、別にいいじゃない。
他人には関係のないこと。
女性には生きにくい社会が日本だと思う。
歳を重ねれば重ねるほど、魅力がなくなると考えられているところがよくない。
海外のように歳を重ねれば重ねるほど素敵な女性になっていくと考える世の中になって欲しい。
ここの伝統?その社会の常識?
日々変わっていくものに私たちは殺される。
教科書に載っていることが真実ではない。他人の言っていることが真実ではない。人はそのことに早く気づくべきだ。
歴史は後から見つかったものでいくらでも変わるし、他人の言っていることは、信用してる人でも嘘をついていることもある。嘘つきを見抜けないお馬鹿な人は、利用されていることにも気づいてない。
…おかわいそうに。
いつか、誰かの毛布になりたい。

気づけば、もう12月。
孤独さを感じた濃い一年だったと思う。
出会えた喜びよりも悲しみばかりに目を向けてしまうわたしはまだまだお子様。

いつか、誰かの毛布になりたい。
じんわりと温かい存在になれますように。

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