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「荘」日誌

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函館市弁天町「旧野口梅吉商店ーわらじ荘ー」と「旧西浜旅館-みなも荘-」「旧中国茶屋−きらく荘−」に住んでいる荘民が発信する日々の日誌です。 毎日の生活を10年後も笑えるような、そ…
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2022年3月の記事一覧

僕たちはまっさらだった

僕たちはまっさらだった。 なんにも持っていなかった。 地位も名誉も学歴もお金も、未来の希望さえも。 僕たちは未熟だった。 互いに依存して、互いをダメにしていた。 ただ、そこにあったのは、風呂・ストーブなしの築108年の古民家だ。 なんとなく掃除をしたり、パーっと飲んだり、なんでもないことを話したり。そうやって僕たちは、この古民家とともに育っていった。 僕たちは、何にも考えずにここまでやってきた。 苦しいこともあった。悲しいこともあった。 でも「うまくいく」の正解がなか

*荘とすみえ 第3巻*【共同生活であったらちょっとよいこと・もの】

こんにちは。すみえです。今回は『荘』にて2年と4ヶ月の間、荘民と共に暮らしを営んできて感じた 【共同生活であったらちょっとよいこと・もの】 を一挙大公開致します!(拍手) 書いていて思ったこと。 それは... 「共同生活」に限らず、生きているうえであったらよいこと・ものだったということです。 ということで 「こんなこと・ものあったらいいな――――――!!!」 ということをまとめてみました。 はじまり~はじまり~ と...思いきや。前段に共同生活に関する抱い

忘れないでいよう。私たちは、人を愛するために生きているのだ。

皆さん、お久しぶりです。 わたしはついに大学を卒業できました。わーい! 多くの人に支えられて今があります。ありがとうございます。 6年間も函館にいました。長い、テキトーに選んだ大学なのに、こんなことになるとは。高校の先生もびっくりです。笑 わらじ荘も3年目に突入し、ついに4月からわたしも函館を離れることとなりました。 今日は集大成のような言葉を連ねたいと思い執筆しています。 テーマはズバリ「わたしたちはなんのために生きているのか」です。前回のnoteの続編です。生きる意味