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貧脚女子だけどキャノンボール(大阪→東京)達成!〜準備編〜

どうもこんばんは、自称脚質ロングライダーのAnnaです!

走っても走っても痩せるどころか体重が増えている気がするのは気のせいではないと思います。走った後のご飯のなんと美味しいこと...もちろんキャノンボール終わっても体重全然減っていませんでした

まあ、ある意味胃腸が丈夫で補給をしっかりできると言うことですよね!?

今回は、自転車に乗り始めた当初から憧れていたキャノンボール(東京⇄大阪を24h以内に走り切るチャレンジ)に挑戦して、無事達成したので、今後チャレンジしたいと思っている方の参考になればと思い、シェアさせていただきます!

「計画次第で成否の半分は決まったも同然」とあるように、計画は非常に大事です(ブーメラン)

ここではルート、スケジュール、装備、補給などについて書きたいと思います。

そもそもキャノンボールとは?

「キャノンボール」は、東京日本橋~大阪梅田新道交差点の約550kmを24時間以内で走り切るチャレンジのことです。
絶対守らないといけないルールは信号順守、自転車通行可の道のみを走る。
要は「交通ルールだけは絶対に守りましょう」ということ。
そして、サブのルールとして次の2つ。
単独走行、基本ルートは国道1号線(R1)

つまり、ルートはなんでもいいから国道1号線の端から端まで24時間以内に走り切ろう!と言うチャレンジです。

認定はありません。完全に自己満足の世界です。

私の走ったルート

長すぎて見づらいので2つに分けました。

1号線の端から端まで走ればいいので、厳密には1号線を通っていない区間もあります。特に静岡県内は1号線がバイパスになっていて、自転車は通行できません。

また、大阪から四日市へは琵琶湖の近くを通っていくことも可能ですが(国道1号線沿い、甲賀越えルート)、まっすぐ突っ切るルート(25号線、伊賀越えルート)の方が20kmほど短縮になるそうなので、私は25号線を通りました。

他のルートの選択肢としては、三島から東京へ1号線を通って箱根を越えるルートではなく、246に沿って走るルートもあります。

しかし、なんとなく箱根を越えずにキャノンボールをするのは楽している気がするし楽しくないので箱根ルートを選択しました。

詳しくはBaruさんのサイトが非常に参考になります!!

ルートの中の難所

東京からスタートすると、

戸塚歩道橋回避(神奈川)→駅前の陸橋が自転車通行禁止のため、歩道橋を担ぐか、迂回ルートを選択しなければなりません。歩くのはめんどくさいので事前に右折する必要がありました。

箱根峠(神奈川、静岡県境)→純粋に辛い

金谷峠(静岡)→まあまあ長いのと、間違えてバイパスに入らないこと!

天竜川の橋(静岡、浜松)→細い方の橋を通らないとバイパスに入りそうになって不安

豊明駅の旧道迂回(愛知)→一部区間迂回する必要あり

伝馬町の陸橋回避(愛知、名古屋)→早めに迂回しないと、看板が出てきてからではどうしようもないらしい

伊賀(三重)→純粋に走ったことがない細そうな道だから不安

清滝トンネル(京都)→トンネル区間以外はバイパス通行不可なので、トンネルへの侵入と脱出が複雑

また、言わずもがな静岡県内全域に渡って、1号線は基本的にバイパスなので、旧道を走る必要があります。

タイムスケジュール

東京から大阪は↓こんな感じで考えていました。

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これだと、日暮れまでに箱根を越えられて、ほぼ暗い時間に慣れている名古屋区間までを消化して、日の出と共に走ったことがない伊賀エリアに突入することになるので安心だと思っていました。

諸事情あって、結局達成した大阪→東京は↓こんな感じで考えていました。

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これだと暗くなるまでに豊橋につけて、知らない道は全部日中になるのでいいなと思っていました。また、普段の生活リズムとそこまで離れていないので、一晩頑張ったら終わる、と言う気持ちの楽さもありました。

ちなみにこれらの画像は両方走行中はロック画面とホーム画面に設定していました。

装備

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機材

バイク:Liv Langma advanced pro 2021
ホイール:GIANT SLR 1 42 Hookless Carbon
タイヤ前輪: IRC Formula PRO TUBELESS Light 28c (300g) 75psi/5.1bar
タイヤ後輪:Maxxis High road SL TL 25c (265g) 80psi/5.5bar
サドル:Specialized Power Expert with MIMIC
バーテープ:Liv bartape for 2021 Langma

サドルとタイヤ以外はほぼ完成車のままです!
サドルは色々探して見つけた至極の一品。柔らかくあって欲しいところが柔らかくて最高。
タイヤは摩耗のタイミング的に前後でブランドも太さも違いますが、そこは特に意味はないですw 強いて言えばIRCの方が摩耗が早いから前輪につけてなるべく長く使ってやろうと言う節約精神?
バーテープは実は二代目ですが、これが好きでわざわざもう一回完成車と同じやつつけてもらいました。まるでタイヤを握っているかのようなグリップ力とクッション性がお気に入りです。おかげで手袋はパッドのないやつを使っています。

同じシリーズの違うバージョンのIRC Formula pro X-guardのインプレ

持ち物

ROCKBROS(ロックブロス)フロントバッグ 2L の中に
・ウィンドブレーカー
・輪行袋(Pocket in)
・冬用手袋
・クリートカバー
・モバイルバッテリー
・予備ライト
・リップクリーム

ツール缶 の中に
・チューブ(Tubolito)
・空気入れ/お助けチューブ
・タイヤレバー/パンク修理キット/タイヤブート/バルブコアツール/仏英変換するやつ(ガソリンスタンドで空気入れられるようになるやつ)
・ディレーラーハンガー
・携帯工具
・絆創膏
・鍵
・ゴム手袋

背中のポケット の中に
・補給食(5個入りパン、3個入りの大福、カロリーメイト*4、羊羹*4、塩分チャージタブレット、エナジーゼリーなど)
・Buff Lightweight merino wool(ネックウォーマー、ニットの目が荒くて息しやすいのにあったかい)
・Rapha Pro team lightweight gilet(背中が鬼メッシュ、前面は防風素材のジレ)
・携帯

補給食の量、モバイルバッテリー、予備ライト、冬用手袋以外は基本的にいつものライドと同じです。
ツール缶の中身はいつでも一緒。
輪行袋とクリートカバーはいつもは小さいサドルバックの中に入れて持ち運んでいます。
普段のライドでは補給食の量をグッと減らして代わりにカメラを運んでいます。
フロントバックにモバイルバッテリーを入れることで、ジッパーからケーブルを出してサイコンを充電しながら走れるのですごく便利です!

最後に、決行前の過ごし方(理想論)

筋疲労は完全にない方が良いに決まっているので、決行4日前にマサユキさんとタカユキさんと250km,4700m upライドをして、3日前に141km 1800m upのソロライドをして以来は完全にオフ。それでも大臀筋はまだ少し疲労感。
マサユキさん強すぎ🙃

決行しようと思っていた前日はお米を中心に食べるわ食べる。

たっぷり9時間寝て備えました。

まあ結局これが達成前日の過ごし方にはならなかったのですが、その話は次の記事で...

まとめ

準備編、いかがでしたでしょうか?

脚の準備以外は決行日の前日でも準備が間に合う内容となっています笑

まあ、つもるところ24時間しかかからないので、1週間以上走り続けた太平洋自転車道ライドや、自走でしまなみ海道行った時とかよりも準備は楽だったなと思います。

そう言う意味では、キャノンボールにチャレンジするなら、
「これより大変なライドしたことあるし、別に大したことないじゃん〜(震え)」
くらいの心算があるといいのかもしれません。

ちなみに脚質ロングライダーに言わせると、キャノンボールはサイクリング部の男子の練習に必死についていくより楽でした。

あれは死にそうだったな...(遠い目)

チャレンジしたい方で質問があれば、答えられる範囲で喜んで答えるのでお気軽にお尋ねください!

当日編に続く...


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