胡桃最中(くるみもなか)

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東野篤子先生にファンレターを書く

ファンレターというか、お礼ですね。 この話の続きです。 札幌での友人たちとの再会はとても嬉しかったし、楽しかった。 けれども、ステージ4のがんを抱えた人のお見舞いは、やっぱり単純に遊びに行ったのとは違います。 「楽しかったぁ!じゃあまたね!」 という気分ではなく、東京に戻ってからはメンタルだだ下がり。 電車に乗っていても道を歩いていても、突然涙が出そうになったりして 「これは結構ヤバい…」 ただでさえ非日常というのは疲れるもの。 頭をなんとか日常に戻さなければ。 そう

    • 一緒にババアになろう。

      Twitterに乗せると長いツリーになってしまうので、こちらに書くことにしました。 8月3日~5日の2泊3日で札幌に行ってきました。 目的は友人の見舞いでした。 友人は今年に入って肺がんステージ4と脳への転移が発覚して、現在は抗がん剤と放射線治療で入退院を繰り返しながら自宅療養中です。 療養といっても寝たきりというわけではなく、体調が許す範囲で外出もしているとのこと。 「会いに行くよ」と言ったら、「8月にNさんとSさん(共通の友人)が来るから一緒に来れば」というので、みん

      • ネズミは好きですか?

        日本で唯一の街ネズミ写真家・原啓義 @harahiroyoshi_ さんの伊奈信男賞受賞展示、街ネズミ写真展『まちのねにすむ』におじゃましてきました。 タイトルは、パネルを眺める来場者に原さんが話しかけるときの言葉です。 来場者は、ネズミが好きでネズミの写真が見たくて来る人ばかりではありません。会場のニコンサロンはニコンプラザというショールームの一角にあるので、カメラを見に来たついでに写真展を覗く人もいます。 そんな感じの人が原さんに「ネズミは好きですか?」と尋ねられると、

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