ワタシ、還暦なんですね！？
その日、夜中の3時に目が覚めた。
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!
今日からワタシ、書類とかの年齢の欄には60歳って書くんや〜！
過去に年齢が大台に乗る時に感じた、
「あ〜 とうとう…〇〇歳かぁ…」ではなく、
理由はわからないが今までで一番ショック〜‼ショック‼️
ﾔﾀﾞ｡ﾟヾ(ﾟ`ω´ﾟﾉｼﾟ｡)ﾉ ﾔﾀﾞﾔﾀﾞ～!!
夜中に心が駄々をこね始めていた。
それがあんこ姉さんの還暦幕明けであったのだ…
㊗️･:*+.\(( °ω° ))/.:60 ㊗️
そんな日からしばらく経ち一番最初に60歳と年齢を書いたのは予防接種の問診票だった💉
ここでは還暦を迎えた、迎える前からの自分の思いや心身の変化などを綴っていきたいと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
① 退職届を書きました
②証明写真の恐ろしさよ…
③花の年金生活は何処行った？
④迫りくる老い…老化ですってよ⁉️
⑤還暦祝いもらったよ
⑥これからの人生100歳まで⁉
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
📃📄①退職届を書きました📃📄
退職届がやってきた。
これを書くのは何年ぶりだろう。
若い頃に勤めていた会社はどうやって辞めたんだっけ？
あの頃は〇〇がイヤ、〇〇な仕事がしたい！
自分にとって何かそれなりの理由があったけど、今度はそんなんじゃない。
退職理由の欄は・・・・・
「定年」
定年？？
何だ？この重々しい言葉は…？
この書類を見てイヤだなぁ…
辞めたいんだけど辞めたくないんだよなぁ…
だってまだ60じゃないかよ〜！
あんこ姉さんの職場は60歳定年でまだ勤めたけれは65歳まで再雇用してくれる。
でも一旦退職なんだよなぁ…
姉さんは生まれて初めての経験、
「定年退職」しました〜！
\(°ω° )/ ?? ← ビミョーな気持ちw
📸📸②証明写真の恐ろしさよ…📸📸
あんこ姉さんは今の仕事が一応好きなので、再雇用してもらう為に手続きする。
担当の方から「写真持ってきてくださいね」
え？ 写真⁉
ちゃんとした写真を撮るのは何十年ぶりだろう。
買い物ついでに証明写真のコーナーを見つけた。
カーテンを開けて入り込むと昔とは違う世界が広がっていた。
まず料金が高い〜！💸
900円もすんのかよ～！💸
よく見るとプレミアム仕上げみたいなのがあって100円プラスするとお肌ツルツルピカピカ✨に写るらしい。
そんなのは今の姉さんに必要ないから普通ので…
大きさ、カラー白黒、背景色やら色々ある。
とりあえず普通の白い背景ので…
さぁ！撮るよ〜！
誰も見てないからいい顔しようと思って頑張る。
あ！待って〜！
襟が曲がってる〜！
そう気付いてもう遅いのかなと思ってたら何秒か忘れたけどその間にボタンを押せば何回でも撮り直しができるのだ。
そしてもう一度チャレンジ！📸(いい顔する😁)
撮ってからも顔の位置が真ん中に来るよう修正ができたりして、ちょっと来ないうちに進化してるんやなぁ〜
そしてプリントもすぐ出来て…
見てみた…！
ｶﾞ━(ŎдŎ；)━ﾝ!!
そこには鏡で見る姉さんとは全く違う婆がいた。
いや、違うなんていうと証明写真に失礼だな、ありのままを写してくれてんのにな…
かなりのショックでトホホ…となり家に帰ってもう一度鏡を見る。
そうか！
照明か！💡✨
証明写真で照明なんて下手なシャレみたいだが正面からライトを浴びると「それなり」なんだ。
皆んなにこの顔を見られてるんだ。
恥ずかしながら今まで自分では年齢よりも若く見えると自負していた。
実際そう言われた事もあったが最近それが無くなったんじゃね？
そうか、そうなんだ、周りの人は60歳のあんこさんとして普通に見てくれてる、もしかしたらもっと歳上だと思われてるかもしれないのだ。
証明写真を撮る事でかなりのショックとホンモノの自分に向き合ったのであった。
l||l( ›ଳдଳ‹ )l||l
🌸💴③花の年金生活は何処行った？🌸💴
還暦、それは赤いちやんちゃんこを着て親族一同の真ん中で孫に囲まれて微笑まねばならぬのか？と思っていたのは30歳くらいまで。
実際に60歳になっても昔のように年金はもらえないから仕事は引退できないし、なのに当然のように賃金は減るし、うっかりすると職を無くすし、体力も衰えるという何だか少し悲しい状態😢
隠居生活になる人は少ないし、定年が伸びてるところも多くてまだまだボンヤリしてられないのだ。
姉さんが若い頃はお年寄りが充実した生活を送ってたように思う。
だから自分も60歳になったら年金をそれなりにもらい、穏やかな日々を過ごせると思っていたのだ。
ところがどうだろう、日々の暮らしは年々忙しくなり退職するから賃金は大幅に減り実に心細い生活を強いられる事となった。
すべてのものが値上がりしどう考えても生活が苦しくなってゆく。
将来の年金はますますアテにできず、まだまだ支給年齢を上げろ！もっと働け！と暗黙にグイグイ迫り来る。
辛い…😣
いくら寿命が伸びたと言ってもそれは健康な人達ばかりではない。
自分自身、持病を抱えあちこちと通院しながら医療費を払いまくって仕事してる。
何が得なのかよくわからなくなってくる。
医療の発達により言葉は悪いが長くより長く生かされるようにもなってしまったのではないか。
姉さんの親は施設と病院に入っていたがそこで感じたのは
「息をしているだけでお金がかかる」ということだ。
自分が親のような状態になった時、果たして十分な蓄えがあるだろうか。
昔の年金制度ならともかく、年々心配になってゆく。
寿命は自分で選べないから時々
「何歳まで生きるのだろう？」と考えてしまうのである。
👵🏻👵④迫りくる老い…老化ですってよ⁉️👵🏻👵
今から5年ほど前、更年期症状のひとつホットフラッシュに悩まされていた。
季節関係なくいきなりやって来る身体の芯からこみ上げるような暑さ、皆んなが涼しそうな顔をしてる中で一人大汗をかいて苦しんいる。
それは5分位続きやがて治まるのだか、また急にやって来るの繰り返し。
婦人科に行くとホルモン剤を出してくれた。
ついでに
「身体がしんどくて… これも更年期ですか？」と尋ねてみた。
先生いわく
「それは… 老化ですね！」と明るく言われてしまった。
ろ、ろうか… ろうか… 廊下じゃなくて…
老……化……
ｶﾞ━=͟͟͞͞(Ŏ◊Ŏ ‧̣̥̇)━ﾝ!!………
まだ50代半ばじゃねぇの⁉
この年齢で老化という言葉をすぐには受け入れられずしばらくショックだった。
冗談では「もう年寄りやでなぁ〜」とは言ってたりしたが、この身体のしんどさが「老化」と言われ、いきなり「老い」を突きつけられたのである。
もちろんまだ更年期ではあったが「老年期」に片足を突っ込んでいたのだ。
そして60歳になった今は…
とにかく次々と不調が襲う。
どこも痛くない日がない。
痛い事に慣れてしまっている。
通う病院が増え、薬を飲まない日が無くなってしまった。
いつも疲れていて免疫力がなくなりすぐに家族の病気をもらってしまう。
そして何故かうつされた自分の方が長引いて長期間グスグス言う。
なので予防接種をせっせと打ち、毎日早く寝て疲れが溜まるのを恐れるようになってしまい、元々できない夜ふかしが全くできなくなった。
気圧の変化、季節の変わり目、台風や雨に弱く低気圧で目がまわる…🌀🌀
特に今年の気温の変動の激しさと言ったら… キツイ…
おまけにストレスが加わると今までと違ってめまいが長引くようになった。
(ᐡ𖦹 ·̫ 𖦹 ᐡ).｡oஇ
耳鼻科を受診したらまず聴力検査をしてくれた。
先生が 「年齢的に聴力が落ちてるけどね…」
そこでまた「老化」を突きつけられ、
そうなんや…
テレビの音を大きくしないとドラマのセリフが聞き取りにくくなってる。
昔 祖母のテレビ音が大きかったのはそういう訳なんやと思いだしたり…
めまいの診断は良性のものだったがどうもストレスが関与してるようだ。
あんこ姉さんは子供の頃から自分の都合が悪くなったり疲れるとめまいのするヤツだったから、どんな時に起こるかは自分が一番良く分かってるつもりだ。
ストレスの原因は職場にあった。
今まで散々迷惑をかけられてすごーく出来ない人であったアホ上司が転勤になると聞かされてからめまいか起こるようになったのだ。
なんで？ せっかく平和になるかもしれんのに…
よくよく考えてみると姉さんはアホ上司がいなくなるのが寂しいんじゃないのか？
まるで子供かペットのように手のかかる子ほど可愛くて放っておけないアホ上司よ？？
あんなにいつも気を利かせてやって助けてやったじゃないか⁉
この人がいなくなったら誰の世話をしたら良いんだろう。
つまらないじゃないか⁉
同僚と話してたら「わかる‼️」と言われた。
年齢的にもまるで母親のような気持ちにいつの間にかなっていたのかもしれん。
職場でおかしな話だが
「アホ上司ロス」「空の巣症候群🪹」
新しい上司は「バリ上司」とでも言えそうなバリバリのやり手である。
その人に馴染めるか、そして定年退職した自分の身の振り方に不安を感じているんだろうなと自分ながらに分析した。
幸いにして相談できる同僚もいるし、そのうち慣れるだろう。
ストレスは誰にでもあるからその解消法を見つけて行かないとなぁ…
このnoteを書く事もストレス解消法のひとつでもあるんだよなぁ〜
㊗️㊗️⑤還暦祝いもらったよ㊗️㊗️
ちょっと暗いお話しになっちゃったけど良い事もあったんよ〜😁
あんこっ子(あんこ姉さんの子供)は離れて暮らしていて滅多に会えないし、あんこオットが60歳になった時は何もくれなかった😂のでそんなことはすっかり忘れていた。
そして姉さんの誕生月にあんこっ子からすんごいものが届いたのだ。
詳しくはここには書けないがとにかく今までこんなにすごい贈り物を貰ったことがない。
中身もすごかったが箱からすごかった…🎁✨
あんこ夫婦は同い年なので二人にくれたんだな。
いつの間にか大きくなりやがって、もう年齢も十分オトナなんだけどいつまでも子供のような気がしてたから余計に驚いた。
ありがとう、あんこっ子！
アンタが幸せになってくれることが一番の還暦祝いやで〜！
60歳の誕生日、あんこオットは「たぬきケーキ」を買ってきてくれた。
なかなか作ってるお店がなくて、SNSの写真を見ていいなぁ〜と思ってたからとても嬉しかった。
これは昭和のケーキやな、顔の中は甘いバタークリーム、これがまた良いんやわ。
たぬきの表情も少しずつ違う。
しっぽがアーモンドやったり。
あんこオットよ。滅多に食べられないものをありがとう💕
💯💯⑥これからの人生100歳まで⁉💯💯
さて、まだ60歳を過ぎたばかり。
うっかりするとまだ40年も生きてしまうかもやしれぬ。
100歳の方々から見れば60歳なんてヒヨコさん🐣
元気でおられる先輩方を見ていると自分も頑張らなくちゃなぁ〜って思えてくる。
そして同年代の方々の訃報を聞く度、やりたいことがやれる時期はひょっとしたら決まっていて、もう少しもう少し経ったら…と考えているうちにもう出来なくなっていたりするんじゃないかと思うのだ。
まずは仕事、いつまで働く？働かなきゃならん？
ある晴れた青空がキレイな朝に思う…☀️
布団干したいなぁ〜
でも今日は平日、仕事行かなくちゃなんねぇ〜
日曜日に用事があると拒否反応が出る。
家事が溜まりまくっている。
掃除、洗濯、布団干し、買い物…
そして何よりも昼寝がしたい、昼寝がしたい！！
身体が休息を求めている。
昼寝をしないと月曜がしんどくてたまらんのよ〜！
_( _٥ ´ω`)_ｸﾀｧ…
これが今の姉さんの現状である(老)
じゃあ仕事辞めちゃえば？
心の隅で悪魔が囁く。
そうやんね〜
やめたら楽やろうなぁ〜
毎日早起きしなくていいし好きなことに没頭できるかもね。
ん？
待って！
アカン、アカン！(乂｀д´)!!
話は戻ってしまうけど年金もらえるまではまだまだやった…💧
しゃあないなぁ…
姉さんを必要としてくれる職場がある限り、仕事できるのは幸せのひとつだと思うんであと何年か知らんけど頑張っていこう！
(ง ｰ̀дｰ́)ง ｼｬｯ!!!
本当にあと30年、40年余生があるとしたら、何を楽しみに暮らそうか。
趣味は何ですか？と聞かれたら堂々と言えるものがあるのだろうか。
趣味というより「好きなこと」と言うべきなのかなぁ〜
好きなことは、食べる事😋色んなとこへ行って写真撮ること📷漫画読むこと📚etc…
少々太ったっていいやんけ、美味しいものを食べたい時に食べないでどうする？
体重が増えすぎると少しは我慢する時もあるし、まぁソコソコで。
自分の中でこれ以上増えたらアカン！🙅♀というラインがあってそこへ来てしまったら、ハイ！一旦食うの休憩！みたいにしてる。
言い訳としてあまり痩せると体力がなくなるので…💦
写真はスマホで撮れるようになった時代から好きになり、デジカメ、ミラーレス📷と持つようになった。
そう、持つようになったが何も極めていない。
要するにいろんな機能が使いこなせないのだ。
もっと人様のお写真を拝見して勉強せねばなるまい。
これには時間が掛かりそうやなぁ…
旅行にも行きたいな、海外どころか日本には行ってない地域が沢山ある🗾
そこにある物は自分の地域にないので全てが珍しい、楽しい。
そういうのをカメラに収めたいな。
やりたい事はいっぱいある。
今ならやれるかもなのに仕事が邪魔をする。
週休2日なんてちょっと遊びに行けてもほとんどが家事と休息で終わってしまう。
明日はまた仕事！なんよなぁ〜
何年かあとにゆっくりした時間が持てたとしても、その時の自分はどんな状態なんやろう？
足は痛くないかい？
目はちゃんと見えてるかい？
風邪引きやすくなってないかい？
めまいはしてないかい？
家族は元気かい？
あんこオットはまだ料理を作ってくれるかい？
あんこっ子は健康かい？
お嫁さん来てくれたかい？
心配はいくつもあるけど、まずは自分が元気でいたい。
白髪になっても皺くちゃになっても還暦なんてまだまだヒヨコさん🐣
姉さんは欲張りやからアレコレしたい、アレコレ食べたい！
だからソコソコ元気でいたいんよね。
そんなふうに欲望の固まりで生きてゆけばこの世は楽しそうじゃないか？
あと5年、10年経ってまだSNSをやっていればその時に心境を書こう。
あんこ姉さんの「100歳を目指せ！」は始まったばかりだ。
100歳は行き過ぎかな、90歳くらいでもいいや…💦
あんまり頑張るのはしんどいから、いつどんな事が起こるか分からないのが人生やから、程々にいい加減に肩の力を抜いて生きてゆきたいな。
焦らず
無理せず
自分を大切に…
(*˘ω˘っ♡c)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？