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介護サポート、はじまる

私もいよいよ義父の介護の手伝いをすることになったよという話。

数年前から認知症ほか諸々の合併症で要介護4の義父。週3~4回はデイサービスに行き、誰かがサポートすればなんとか歩行することができたので、義母一人でも在宅介護ができていたのだけど、義父の足の筋力の衰えが著しく、普段座っている車椅子から介護用ベッドに移動するときに、義父が自分で体を支えられず崩れ落ちることが多くなり、一度崩れて床に倒れてしまうと自力で立ち上がれず、お義母さん一人では起こすことができないため、そのたびに夫が電話で呼び出されていました。

その回数がどんどん増えてきて、いよいよ昨日、お義母さんから「毎日誰かが来て助けてほしい」とのことで、今後私たち夫婦が交代でサポートに行くことに。

はずかしながら、力がないことを理由にいつもサポートは夫にお願いしていたのだけど、昨日初めて一緒に同行してサポート内容を確認。

夜、お義父さんが就寝する前におむつ交換もあるので、車椅子からベッドに移動するタイミングで体が崩れないように支えながら立たせる。立ったままお義母さんがおむつを交換。その後、ベッドに移動させるという流れだ。

実際に私もお義父さんを支える役をやってみた。体重移動が著しく困難だし、自分で体重移動できない分、重さはまさに「塊」なのでかなりしんどい。これをお義母さんが今まで一人でやっていたのかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。知らなくてごめんなさい。

これからは、力がないとか言っていられない。できることをやる。私も家族として力になりたい。そして、これは毎日続くこと。お互いに助け合わないと生きていけないものね。

私たちの夫婦の一日のスケジュールに「夜9時に実家へ行ってサポートする」というタスクが増えることになった。夕飯後のまったりタイム、または入浴タイムがガラリとかわることになる。

幸い我が家と実家は距離にして1キロくらいの近距離なので、徒歩でも行ける距離ではある。とはいえ、毎日となると少なからず通うのは負担になってくる可能性もあるので、これから生活のペース的にどうなるのか、夫のこと、自分のことも合わせて注視していかなければと思いましたよね。

お義父さんの状態からして、施設入所を勧められているらしいのだけど、施設は月々の負担が高額なので現実的ではない。となると、家族で介護をしていくことになるだろうし、お義母さんの経済的・身体的負担のことを考えると、私たち夫婦もいずれ同居の方向になるのかなぁと考えたりして、昨晩はちょっと眠れなかったです。

お義母さんがケアマネさんに介護内容の相談すると言っているので、この状態が続くかどうかはわからないけど(夜間の訪問介護は高くつくらしいですし)、親の介護が生活の一部となった今、つくづく自分たちの働き方や生活も変わってくるのだなと改めて認識。

家族の誰か一人が負担にならないように、お義母さんも夫も私も、お互いに助け合っていかなくちゃね。

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