ゆる日記|将来とか知らんけど
4月21日(日)
前日から、遠方に住む大学時代の友人が泊まりにきていた。
自分のことを自分で「かわいくておもしれ〜女」と言っていて、こういうところが大好きだと思った。ちなみに本当にかわいくておもしれ〜女。
私たち、かわいくておもしれ〜女なのになんで彼氏がいないのか、という話を缶チューハイを飲みながら午前2時までしていた。
そういうところが原因かもしれないと、この日記を書きながら思った。
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am11:00。
友人と高崎駅に降り立つ。二児の母となった大学時代の友人に会いにきたのだ。
2歳の男の子と7ヶ月の女の子兄妹。1年半前に遊びにきたときに寝返りがうてるかうてないかだった少年は元気よく家中を駆け回っていて、ニューフェイスの女の子は人見知りせずキャッキャと笑い、一瞬でアラサー2人をメロメロにしていた。
ベイビーを片手で抱きながら少年にご飯を食べさせ、私たちとおしゃべりしつつ、私たちと同じペースでランチの唐揚げ弁当を食べる友人の姿を見て、本当にすごい、すごいよ、お母さんだ!と感動した。
一軒家を持ち、かわいい子どもがふたりいて、それは私たちからすると、しあわせの権化みたいな光景なのだけれど、友人は「毎日イライラしてるし、何回頭の中で旦那をころしたか分からない」と言っていて、人には人の地獄があるというのは本当の話なんだ、と思った。
人間はいつでもないものねだり。隣の芝生は青い。
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友人に車で駅まで送ってもらい解散。
高崎駅に登利平というお弁当屋さん?があって、ここの鳥めし弁当がすごく美味しいので買って帰る。近所の友人も食べてみたいと言っていたのでふたつ。
帰って、日曜夜のテレビを見ながら、近所の友人が買ってきてくれたビールをプシュッと開け、鶏めしを頬張る。すごくおいしい!と、目を見開いて喜んでいて嬉しい。
将来とか知らんけど、今、この瞬間、私はしあわせだなと思った。
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