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おばちゃん、健康保険でしくる~アラカンの就活その7

事業閉鎖で解雇となったおばちゃん。過去一度だけ失業保険の手続きをしたことがあり、今回2度目となる。

健康保険は任意継続のほうが国保よりお安いときいていた記憶から、前回同様に任意継続の手続きをした。2年間同じ金額で継続ができる。しばらくして任意継続の保険証が届き、振込用紙の額をみて驚いた!

え?これひと月ぶん?

失業者にこれはキツイ金額。おばちゃんは退職金もないから、回せるお金は失業手当となっていくのに、この金額払ったらどうやって生活していくんだろう?と頭の中が「えっ?えっ?えっ?えっ?えっ?」でいっぱいになった。

おばちゃんは先日、年金の手続きで区役所に行った時、間違えて国保の番号札をひいてしまい、窓口でごめんなさいをしたのだが、これって神様が「話でも聞いとけ」と言っていたのかもしれないな。

国民健康保険の早見表をみたところ、じゃっかん国保の方がお安いことがわかった。
しくった。。。
おばちゃんは、届いた封筒をバッグにいれて、区役所にはせ参じた。

窓口のおねーさんに試算してもらったら、数千円、国保のほうが確かにお安くなった。「会社都合の離職」と話したら、「国民健康保険は雇用保険受給者資格証の離職理由の番号によってもっと安くなるんですよ」と紙をみせてくれた。「非自発的失業」というやつで、失業中2年間、国保の保険料が3割ですむとのこと。なんでもっと早く教えてくれないの~泣く。

おばちゃんは、任意継続してしまったから、国保に入るためには、健康保険資格喪失証明書を入手しなくてはならない。認定日もまだだから、雇用保険受給資格者証も持っていない。この両方をそろえて、初めて保険料7割減の手続きがとれるのだ。

ああ、先走って任意継続せず、年金の手続きをしに区役所に行った際に国民健康保険にしておけば、認定日後に雇用保険受給資格者証を持ってまた区役所いって手続きで終了だったのか。この手続きは1年まではさかのぼって可能だそうだから、忘れている方がいれば還付されるから是非手続きしていただきたいものだ。

どちらにしても、窓口にいかなければならないし、届け出ベースであることは、お役所仕事だな~と思いつつも、使わない手はない。お礼と、また来ます、といって帰宅した。

失業しても、健康保険も年金も払わなければならないものはいくつもある。失業保険の金額は認定日にわかるが、おおよそ検討はついている。たぶん、以前に生活保護の試算をしてもらった金額より低くなるように思っている。さあ、どうやって暮らそうか。家賃、税金、光熱費、電話代、教育ローン、共済、必要経費だけでもけっこうかかる。食費は娘に協力してもらわないとならなくなるかもしれない。

今年はアパートの更新もある。火災保険は支払ったが、更新案内はまだこない。

今まで応募している正社員枠の会社様の給料から手取りを試算する。ここからおおむね2割(20.315%ですね)引かれての金額が毎月分。賞与があるとして2~5ヶ月分。それは、その時にならないと入らないのでそこまでの生活はけっこうキツイかも。前職は最初、年俸12等分+残業代だったので、生活しやすかったのだと思う。正社員を諦め始めているおばちゃんにとって、高給パートとはいえ、正社員の月額に到達するかどうか。月によってはいかないんじゃないか。もっと高い時給をめざさないといけないんじゃないか。かといって派遣は長期確約がとれないし、3年のしばりもあるし、どうなんだろう?

再就職手当と就業促進定着手当を見込んで、パートの時給でもしばらくはなんとかなるんじゃないか、と考えていたが、申請が通らなかった場合を考えると、不安要素が大きくなってきた。

その日おばちゃんは無口だった(はず)。珍しくなかなか寝付けなかった。頭で電卓をたたいていた。明日からまた求職検索に考えなければならない要素が増えたおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

お金の話は大事なんだけれど、今までなんとかなってきてしまったせいで、家で話し合うことがあまりなかったのです。これからは協力体制を強化しないと乗り越えていけません。

パート掛け持ちも考えるのですが、体力的にどうなのでしょうか。倒れてしまっては元も子もなくなりますから。

派遣のエントリーもさよならが続き、先日受けた面接もお祈りメールが届きました。でもきっとどこかにご縁は転がっている、と信じています。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。

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