おばちゃん、会社のイスをせびる~在宅勤務その5
在宅勤務となって2ヵ月ほど経ったころ。
こりゃだめだぁ~と、おばちゃんの腰が痛みで訴えかけてくる。肩も痛いし上がらない。これは五十肩に違いない。
家で仕事をするにあたって、以前に展示品価格で買った無印の机とイスを使っている。今思うとニトリもあったのに、、、ってところだが、この机とイスはもともと娘がちょっと作業というレベルで使う目的で、当時は吟味する時間もなかったから値段みて、これって決めて即お届け手続きをした。デスクワーク用というものでもなさそうだが、陳列では勉強机っぽく仕立ててあったので、よしとした。
問題はイス。背もたれはあるし、回転イスなのだが、実際に、一日モニターに向かって座って作業するようなイスではない。
上司に、おばちゃんが使っていたワーキングチェアを自宅に送っていただけないものだろうか、と交渉してみた。
イスについては、以前、社長から「業績あがったら好きなイスを買いにいっていいですよ」なんて言われていたことを思い出した。会社の数駅先に、ワーキングチェアのみ取り扱っているオシャレなお店があるらしく(今はどうなっているのだろうか?)最低単価でも数万円からのお店だが「イスは大事」という認識はお持ちのはずなので、今回の上司交渉も即OKがでた。
引っ越し便みたいな扱いで、組み立てられたままのチェアが数日後届いた。この便だと、箱類は全部持ち帰ってもらえるようで、梱包材のゴミ出しをしなくて済むのはありがたい。
小さな小さなアパート暮らしなので、机と後ろとのスペースは決まっていて、イスを入れるのに机を少しずらさないと押し込めない。古いチェアをどうするか迷って、もっと古いイスを外に出し、今のイスを代わりにしてみた。
家がなんとなく圧迫感を感じるようにも思えたが、やはり仕事にイスは大事。会社のイスとて決して高額良品ではないが、慣れたイスで作業できるようになって、少しは効率が上がるような気がした。
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在宅勤務を始めてからの思い出を少しづつ書き連ねています。番号ふってみました。時系列で残したいけれど、過去だけでなく、今をべっこで書きたくなったのかもしれません。お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。
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