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おばちゃん、お弁当を持参する~アラカンの再就職その2

会社都合解雇から失業給付を経て再就職を決めたおばちゃん。残念ながら正社員雇用には至らなかったが、そこそこの時給で、直接雇用となる時給職で働き始めた。

通勤電車に乗る感覚はすぐに戻った。乗り換えも大丈夫。電車の本数が多いのでとにかく来た電車に乗って、乗り換えて現地にたどりつく。最後のハロワ帰りに使った出入り口番号で会社の執務室へ向かう。

研修期間は同日入社の数名で一緒に行動することとなるが、お昼だけはバラバラだ。一緒にご飯に行こうと誘うこともないのはこのご時世だろう。初日、サンドイッチを買いに出てが、昼時の混雑は大変なもので、買う物を迷うおばちゃんはあまり向いていない。前職も前々職でもお弁当持参だったので、今回もお弁当持参とした。

作り置きしてあるおかずを前日につめておき、朝炊いたご飯をつめて完了。夕食用のご飯がけっこう残った場合は、ご飯もつめておいて冷蔵庫保管。朝に冷蔵庫からとりだしてカバンにいれて会社へGOだ。
毎日一緒のおかずでも気にしない。茶色くても気にしない。適量をバランスよく食べられればそれでよい。前職は忙しすぎて、片手で食べられるおにぎりだけの時も多かったが、ちゃんと昼休みが決まっている今回は、お弁当として持参ができるのがありがたい。

黙食して、ごちそうさまして、カバンにしまっておしまい。残り時間はフリータイム。ぼーっと外を眺めていたり、ちょっとスマホをいじったり、どちらかというとあまり情報をいれないように、ぼーっとしていた。が、それも数日だけだった。

基本研修が終了となり、チームへ配属されるが、まだ研修があったので同日入社のメンバーはしばらく固まって過ごしていたが、配属でひとりになってしまったおばちゃん。
わからないことを聞きにいくにも、諸先輩たちは遠いところにいる。お昼ご飯も同じ席でひとりになってしまった。ちょっとさみしい。1日まわりに誰もいない。

お昼に、同じチームのおねーさまが「お弁当ひとりじゃさみしくない?」と声をかけてくださった。「さみしいです~でもコロナのこともあるし」と言ったが、こっちこっちと、ほかのおねーさまたちが手招きしているので、お弁当を持って合流した。

サバサバした皆さん。きちんと黙職後は、おばちゃん会話が始まった。ほぼほぼ同世代。仕事は現在の職種で百戦錬磨のおねーさま方のようだ。おばちゃんは、同じ仕事経験は無いといってよいので、仕事話はホントに勉強になる。家庭の話や、ご飯作りの話、女三人で姦しいというが、三人以上のにぎやかさは、笑いもあるし、いっときの浄化剤になってくれている。ちぢこまっていたおばちゃんの心も溶けていった。

仕事がうまくいかない時もはげましてくれるし、わからないことは全部その場できくことができる。同僚にきくだけでなく、担当社員さんも親切だ。人って、いいところにはいい人が集まるんだな、と数日でわかるような職場だ。他の部署はわからないが、とりあえず、おばちゃんのいるチームは、上昇志向もあるし勤勉だし人に優しい。

たばねる社員さんは若いが、おじさん、おばさん、の経験や知識をちゃんとひろってくれるし、きちんと話をきこうとする姿勢で接してくれる。年寄相手に大変だろうな、よくやってくれてるな、と感心するおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

仕事が始まってなかなか更新できなくなってしまいました。もともとPCでやっていたのでスマホからアップするのがちょっとおっくうで苦笑

スマホからアップできるようにがんばります。そして知らぬ間にnoteの雰囲気も変わっていて(笑)つかいこなしたいです。

仕事はまだまだ、おいつけ、おいつけ、の毎日です。会社のしくみを理解することも、システムを理解することも、研修がたりてないようにも思えるのですが、わからないことは聞く、スタンスで毎日過ごしています。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。



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