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おばちゃん、退職となる~在宅勤務その19

ついに、ついに、この記事にきてしまった。ほぼほぼリアルタイム。

毎日変わらずの時短勤務でパソコンに向かっていたら、「あんからさん」で始まる社長からのメッセージが届いた。

名前から入るメッセージは重めである。トーク画面で1対1のやりとりの中で、基本、名前で呼びかけてまでかかないから。

かいつまむと、業績が思うように復活せず、2022年中に会社を閉鎖する、よって、2月末までに転職先をみつけてほしい、というメッセージだった。

青天の霹靂とはこのことか。とりあえず、メッセージにはメッセージを返したものの、おばちゃんが送った内容は持っている事業の整理についての質問でしかなかった。

娘にも、知人にもすぐにLINEで連絡した。家の中で一人静かにしてられっこない。ただでさえ、時短の減給となっているのに、先の収入が見えなくなってしまったのだ。

転職サイトまとめみたいなものを見ているうちに、あっという間に時間がたっていった。

娘は心配はしてくれているが、大黒柱が倒れる不安でいっぱいで、イライラしてるし、そうはいっても、おばちゃんのほうが不安でいっぱいなんだよな。

「仕事は選ばなければ何でもある」とはよく言ったものだ。介護だって人手不足だし、交通誘導員も対象年齢、ビル清掃も家事代行も、3部交代の製造ラインも。ただ、30年以上オフィスワークをしてきたおばちゃんにとっては、体力勝負はハードルが高い。なのに、キャリアで転職できるほどブイブイいえるキャリアもない。

この先、何をしていくんだろう。。。生活できるだけの収入を得るために掛け持ちもあるかもしれない。体力だけはつけておかないと。

「会社都合による退職で承知いたしました」と返信できたのは、社長からメッセージをもらってから3日後だった。

☆☆☆☆☆

なんとなく数字は見えているので、大丈夫かなぁと思っていたのですが、本当に予想が当たってしまいました。想定はしていたことではあったのですが、いやいや、きっと復活して、また大きな新規事業をやるだろう、と期待値があって、減給も受け入れていただけに、ぽっかり穴があいた気分です。

退職は決まったことで、転職についてで娘と毎日のように言い合いとなり、数日間はかなしい気持ちでいっぱいでした。がんばってきたのにな、、、こんなことがおこるんだな、、、

まだ先の、わからない、決まっていないことを不安がってはいけない、と言われているので、言いつけは守らないと。。。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。



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