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コロナ療養日記【第2話 周りへの影響はいかに】

発症して3日目、ようやくPCRの検査結果が来ました。PCRの検査結果はシンプルで、病院から「陽性です。(またはプラスです)」と連絡が来ます。
僕は「ただのかぜと信じていたのに、、、」と驚くかと思いきや、3日目の昼過ぎぐらいから、また「39度」の熱に襲われたため、「あぁ、これがコロナか」と思わざる負えない状況でした。病院からはPCRの検査結果に加え、今後の流れを説明されました。では、コロナ発症後の流れをご説明します。

【コロナ発症後の流れ】
発熱 → PCR検査 → 結果発表 → 病院から保健所へ連絡 →
保健所から自分に連絡 → 保健所の療養箇所の審査 → 療養箇所の連絡
→ 毎日の健康診断(保健所へ連絡、連絡方法はデータ入力or電話)

と、ざっくりこんな感じです。
コロナに感染して、一番辛いのは「自分」だと考えていましたが、そうではありません。保健所から「濃厚接触者の方はいませんか」と言われたときに、僕は「濃厚接触者はいないけど、発症前の2日前に会った人ならいるな」と思いつつも、「濃厚接触者は7日間の隔離が必要になるから、もし濃厚接触者報告をしたら、その人たちが仕事にでれないじゃないか。年度末で忙しくしてるし、新年度になってやる気も増し増しだろう。なのに、もし濃厚接触者に判定されて、仕事に出れないとなると、勢いを殺すことになるかもしれない。」と想像しました。これは「自分」だけの問題じゃない。「自分の周りの人間」まで巻き込んでしまうものなんだ、と改めて実感しました。本当に濃厚接触者がいるならば、長期的な感染拡大を防ぐためには、必ず申告するべきなんですけどね。

次に、濃厚接触者となった家族について話していきます。
同居の家族は、祖父、父、母、僕です。
実は、僕が発熱した次の日に、母が発熱。そして母もコロナに感染していました。
これで家族構成は感染者2人、濃厚接触者2人になりました。
この状況から、僕か母のどちらかはホテル療養になるのではないか、と思いましたが、保健所から「ホテル療養は重症化が起きやすい人、例えば肥満体系の人や何らかの病気を持っている人」と言われ、自宅療養を指示されました。
家では、僕と母が2階で生活し、父と祖父とは、1日中会わない生活を送っています。これがまた新鮮で、なんか楽しんですけどね(笑)
母の代わりに父が料理をしてくれてなんとか不便無く生活できています。改めて家族のありがたみを感じました。ただ、先ほど述べたように、父は濃厚接触者になり、仕事は自宅にてリモートワークを行っています。祖父はコロナ患者が自宅いることに怯えていて、自分の部屋からはでてこない状態です。正しい判断だとは思うんですが。
このような形で家での生活は成り立っています。
友達が玄関前にポカリやウイダーを持ってきてくれたりして、非常に助かったりもしています。改めて周りへの感謝を忘れないように生きたいな思いました。

実際、コロナになってみると周りへの影響が大きいことが分かります。感染させてしまった、濃厚接触者にさせてしまった、そこから人間関係がこじれることもあるかもしれません。
もし、コロナ対策を甘く見ている人は、自分がコロナ感染した場合、自分だけではなく周りへの影響がどれだけでるかを考えることを身に着けた方がよいかもしれません。

次回は、【いよいよ決戦か!?】です。

ほな、また明日👋

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