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病院に行くほどではないけど…そんな時に頼りたい【ペットの整体・行動セラピー】ペット・ウェルビーイングへの新たな道

ペット・ウェルビーイングへの新たな道

ANKアニマルケアラーがお話しする「ペット・ウェルビーイングへの新たな道」、ペットと暮らしていると、「これって病院に行くほどじゃないけど、何とかしたいな…」という悩みが出てくること、ありませんか?
そんな時にオススメしたいのが、ペットの整体や行動セラピーによるアプローチです。
これらは、ちょっとした体の不調や問題行動を改善するだけでなく、ペットとの関係から家族全体の雰囲気をより良くするお手伝いします。


整体マッサージでペットの体をケアしよう

ペットがちょっと元気がないと感じたとき、実は筋肉や骨格、それらの隙間の神経に問題が隠れていることがあります。そんな時は、飼い主でもできるシンプルな整体マッサージを行うことでケアをしていきましょう。

背骨に沿って撫で下ろす
目頭から首、背中、尾に向かって、背骨に沿って軽く指で撫でるだけでも、神経の緊張がほぐれ、リラックス効果があります。

肋骨の隙間に指を当てる
肋骨の間に指をフィットさせ、ゆっくりと円を描くようにします。この部位を撫でることで、全身の連携が取りやすくなり、動きやすさが増します。

これらのマッサージを日常的に取り入れることで、ペットの健康維持に役立ちます。また、ペットと触れ合う時間を増やすことで、信頼関係を深めることができるのも大きなメリットです。

病気の原因は感情や行動にあることも

ペットの体調不良や問題行動の原因が、必ずしも身体的なものとは限らないことをご存じですか?
実は、感情の状態や行動原理が原因で体に不調をきたすことが多いのです。例えば、ストレスや不安が続くと、それが体調不良として現れることがあります。

ここで重要なのが、ストレスとは何か?ということ。つまり、症状そのものを改善するだけでなく、その背景にある感情やモチベーションを見つけ出し、それらが抑圧されている原因に対処することです。
行動セラピーは、ペットがなぜそのような行動を取るのかを理解し、それに基づいてアプローチを変えることで、根本的な改善を目指します。

家族とペットの関係を見直す機会

行動セラピーは、飼い主自身の行動や、ペットに対する家庭のルールを見直す良い機会にもなります。
ペットの行動は、私たちの反応や日々の接し方によって影響を受けることが多いもの。そのため、セラピーを通じてペットとの関係性を再確認し、家族全体でより良い関係を築くためのヒントを得ることができます。

例えば、犬の祖先であるオオカミの群れは血縁で作られることが多く、そのためペットの犬さんも家族関係からの影響を強く受けます。
セラピーを通じて、ペットとどのようにコミュニケーションを取るべきか学び、家族全体でより良いしつけの方法を身につけていきましょう。

なぜ整体や行動セラピーがオススメなのか?

飼い主でもできるケア

整体マッサージは特別なスキルがなくても、すぐに始められるケア方法です。日常の中で気軽に取り入れられ、ペットの健康をサポートします。
ただし、専門的で強い力を要するマッサージは動物の骨格や筋肉などを傷めてしまう恐れがあるため、一般の方は行わないようにしましょう。
また、気になる病状が出ている場合はマッサージをせず、かかりつけの獣医師に相談をして下さい。

根本的なアプローチ

行動セラピーの主な活用法は、その原因となる行動原理を理解し、それらの知識を実践していくことです。つまり、飼い主が率先して行動をしていくことで、改善するアプローチを取ることが出来ます。
こちらも、強い病状が出ている場合は無理して行動を変えようとせず、かかりつけの獣医師に相談をすることが大切です。

家族全体の絆を深める

家族でペットを飼っている場合、ペットとの関係を見直すことは、家族全体の協力体制が不可欠です。ペットを通して、ペットにとっても飼い主にとっても、今までの関係性とこれからの関係性を見直す、素晴らしいきっかけとなることでしょう。

まとめ

病院に行くほどではないけれど、何か気になることがある時、ペットの整体マッサージや行動セラピーは大変有効な手段です。日々のケアを通じて、ペットの健康を守り、家族全体の絆を深めることができます。
皆さんも、ぜひこの機会にペットとの関係をもう一度見直し、より良い暮らしを実現してみてください。


ANKでは、これからもペットに役立つ情報をお届けしていきます。お楽しみに!

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