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方言いいなって話。

わたしは生まれも育ちも埼玉の生粋の埼玉県民。
埼玉はみんなご存知の通り、方言もなければ、海もないし、特に有名なスポットがあるわけでもない。

都会といえば都会かもしれないけど、都会にもなりきれていないなんともいえない立ち位置の県である。

なんにもなさすぎることを逆手にマンガや映画化していたり、ご当地キティちゃんなんてサイがタマに乗ってるだけのダジャレで商品化してしまうほどだ。

だけど、なにもないところで育ったからこそ、他の都道府県に「あるもの」に気づけたりする。

その中の1つが方言である。

個人的には関西弁が大好きだけど、1年半北海道に住んでいるので北海道弁?函館弁?についてちょっぴり紹介しようと思う。

わたし好きな北海道弁は3つあって、

1つは「なんもだよ〜」だ。
意味は大丈夫だよ〜なのだが、本当にかわいい。響きがとにかくかわいい。
「なんもなんも!」と2回繰り返して言われるとマスク下でニヤニヤが止まらない。
わたしも「なんも」を使いこなせるようになりたいのだが、長年大丈夫を使っていたせいか、なかなか瞬時に「なんも」がでてこない埼玉県民である。

2つめは「ぼっこ」だ。
意味は棒なのだが、これがまた標準語だと思ってる北海道民が多く「え!?ぼっこって方言なの!?」と本気で気づく瞬間がすんごいかわいい。本当にかわいい。これからもぼっこを標準語だと思っている生粋の北海道民にたくさんあって気づかせてあげたい。

最後3つめは「さ」だ。
どういう意味かというと、
「押ささった」「茹でらさる」「話ささる」「〜だっさ」なぜかたくさんの「さ」が会話中にでてくる。
ただ押す、茹でる、話す、だけだと味気ないのだが、「さ」が入ることによって急にかわいくなる。
あんたがったどっこさ〜ひごさ〜ひごどこさ〜♫の歌がかわいい理由は「さ」のおかげだろう。

以上3つがわたしが推したい方言なのだが、北海道弁はどうやら恥ずかしいから、あまり使いたくないと思ってる人が多い。

方言がなかった身からすると、隠さずもっと出して!!と思うのだが、これは方言がある都道府県民にしかわからない感情なのだろう。

日本は本当に小さい国にも関わらず、地域によってたくさんの方言や文化がある。

なんもない場所で育ったからこそ「ある」に気づけるわけであってそれを強みに、函館に限らず好きな地域の情報なんかも発信していけたらおもしろそうだなと密かに思っている。

特に食の文化は衝撃的なことがいくつかあったので、今後紹介していこうと思う。

方言についてこんなに長々と書いてるのわたしくらいではなかろうか。
わたしのくだらない話に最後まで付き合ってくれた方には感謝を伝えたい。

ありがとうございました!!!
おわり!!

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