No.545 「7つの習慣」で自閉症スペクトラム(ASD)を好転させる【エッセイ】
自閉症スペクトラム(ASD)の方にはいろいろな方がいらっしゃり、人の数だけ特性は違うでしょう。
しかし、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」などでまとめられている法則は、「不変にして普遍」です。ASDの方にも等しく適用されると思います。
筆者のおすすめは、まず本書のうち「第1の習慣:主体的である」を学び、実践することです。
多くのASDの方が、人生を好転させることが可能だと思います。ただし、問題なのはこだわり、視野の狭さなどの特性ゆえに「第1の習慣」の意味が実感として腑に落ちるのが困難な方が少なくないことです。
筆者の場合は、「オステオパシー」を施術していただき、「物事を受け入れることができる体」にしました。
するとようやく、「第1の習慣:主体的である」の意味が腑に落ち始めました。「第1の習慣」には、「人間にとって大切なこと」が書かれています。ASDであっても、実践するレベルに持っていきたいところです。
「7つの習慣」は、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復(英語で記述された原著の邦訳版)」で学ぶことが大切です。しかし、意味が腑に落ちない方は、「小学生高学年以上向け」の姉妹本「ぼくに7つの習慣を教えてよ!」から学ぶのがおすすめです。ASDの方でも実感可能な本だと思うためです。筆者も、おおいに助けられました。
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