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No.676 酷暑ですが、青春18きっぷで移動します【エッセイ】

このブログでは、投稿時点でその日一番教訓になったことは何だろう?と考えて記事にしています。

我々は、「自宅にいながらいろいろ(なんでも)できることはいいことだ」という幻想に踊らされているのかもしれません。

映画はサブスクで、買い物はネットショッピングで、といった具合にです。

これに対して、プロデューサーの長倉顕太氏が著書「移動する人はうまくいく」で仰るように「世界中どこにいても、仕事ができる」というのはいい技術革新だと思います。先述の「自宅にいながら~」という考え方とは全くの別物であることは、強調しておく必要があります。

確かにこの夏の暑さは災害レベルです。しかし、「できる人」は、しっかり移動・外出していると思います。

マスコミは「不要不急の外出は控えるように」と言っています。一見その通りです。しかし、移動・外出して「夏を楽しむ」ことも大切です。

「自宅にいながらいろいろ(なんでも)できる」生活というのは、認知科学者の苫米地英人カーネギーメロン大学博士の著書「立ち読みしなさい!」の表現を借りるならばサバイバル能力のない「牙を抜かれたライオン」を大量生産することにつながります。

筆者は、今夏、真剣に「青春18きっぷ」を購入して移動することを検討します。

酷暑ですが、それをしのぐ工夫をするのが能力の向上やスコトーマ(心理的盲点)の解消につながります。

決して軽くはない時刻表を片手にして、紙面とにらめっこしながら電車移動するのは、実にスリリングです。筆者のいろいろなスコトーマが解消されるように、サバイバル能力の研鑽に励みます。


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