【WORK】食と九谷のペアリングイベント「九谷餐会」のキービジュアル・メニュー・サインを制作しました

こんにちは、グラフィックデザイナーの森あんじゅです。

先日、食と九谷のペアリングイベント「九谷餐会（くたにさんかい）」のサイン・メニュー・キービジュアルを制作しました。

ロゴ制作時のコンセプト「洗練されたカジュアルさ」を軸に各アイテムに展開しています。

九谷餐会のロゴの制作については別の記事にまとめているので、こちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです！

イベントの雰囲気をたっぷりと盛り込んだキービジュアル

九谷餐会では、ゲストシェフが九谷焼から発想したその日だけの特別なメニューを、彩り豊かな九谷焼の器で楽しむことが出来ます。

縦書きと横書きを組み合わせた動きのあるデザインで「九谷焼から発想した料理を九谷焼の器で味わう」新しい体験を提供する九谷餐会の雰囲気の表現を目指しています。

キーカラーは、九谷焼を代表する技法のひとつ「金彩」や会場の色合いから連想した落ち着いた「琥珀色」。また琥珀色と対の印象で、九谷焼の彩り豊かな印象を底上げし品良く見える「錫色」を採用しています。

キーカラーを2色にすることで、毎月お知らせがある中でも前回開催の時とテーマが違う事を一目でお知らせしつつ、イベント全体としての統一感も叶えました。

洗練された空間でいただくその日だけの特別なメニューにふさわしいメニュー表

九谷餐会のメニュー表は回毎に新しくなるテーマを主役に、キーカラーの落ち着いた琥珀色を使用した品のある装いです。

もう片面には九谷餐会のコピー「つくるのは九谷のあるくらしの実体験」を盛り込み、イベントの想いを伝える読み物としての役割を添えました。

用紙はアラベール スノーホワイト 130kg。紙本来の手触りと白色だけど白すぎないところがイベントと会場の持つ空気に馴染み、引き立てると考え採用しました。

会場の入り口へとご案内するサインスタンド

駐車場から会場への入り口まで少し距離があるため、サインスタンドを制作しました。

材質はアイアン。イベントや会場の雰囲気に合うよう、どっしりとした重みのある素材です。塗装は文字部分ともにマットに仕上げていただき、シックな印象。

ロゴはスクエア型に展開し、イメージをそのままに視認性を高めました。

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イベントは2021年7月〜11月の期間に月に1度、石川県小松市で開催予定。回毎に異なるゲストシェフをお招きし九谷焼から発想したその日だけの特別な料理を味わえるそう。

気になる方は主催の緒方さんのSNSをチェックしてみてくださいね。

【ATTENTION📣】

九谷焼の持つ魅力を体感してもらうために生まれた、食と九谷のペアリングイベント「九谷餐会」

第2回は「シンクロするモロッコ」をテーマに、九谷焼とモロッコ料理という異文化が共鳴する、特別な夜をお届けします🇲🇦

ご予約は24日（火）10時、プロフィールのリンク先から！📅 pic.twitter.com/qokgbL0oWx

— 緒方康浩🌾｜九谷餐会のひと (@yasuhiro_oga89) August 21, 2021

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photo by 鶴見絵里沙 @kanazawalife_is_wonder