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白バック:写真の部屋(無料記事)

スタジオの白バックは抽象的な世界で何もない。街のようにあらかじめ背景がないから、すべてを自分で作らなくてはいけない。

何もないということは制約がないとも言える。ありがちなことだけど、街の中で人物を撮っていた人がスタジオに入ると、とんでもなく下手になることがある。人物と風景というふたつの要素が写真全体の評価だったとしたら、その「いい背景」を奪われて、獲得ポイントが下がってしまうのだろう。

「自分はこんなに下手なんだ」と知ることは大事で、理由がわからないままに出たいい結果はあまり信じない方がいい。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。