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医療ジョーク:Anizine

昨日は、大塚先生と幡野さんと「医師のユーモアはなぜ面白くないのか」という話をしました。「そういうこと言ってる状況ではないから」というのが結論でしたが、罪のないアメリカンジョーク的なもので、診察室ではなく、講演会でなら大丈夫なのでは、と思います。

ということで、うろ覚えのアメリカン医療ジョークをいくつか。

1:
ある患者が皮膚科を訪ねてきました。

「皮膚の下にハエがいるようで、痒いんです」
「いませんよ」
「いるんです。信じてください」
「こちらではなく、精神科のほうに紹介状を書きますね」
「痒い。ほら、出てきた」

皮膚科の先生は暴れ回る患者に怒鳴りました。

「暴れないで。私の皮膚の下のカエルがハエを狙うじゃないですか」

   続きまして。

2:
長期入院していた患者が亡くなった。彼の妻が病院に提出する書類を書いている。主治医もガックリと肩を落とし、それを見ていた。

「あ、奥さん。そこは死因を書く場所なので空けておいていいですよ」
「わかっています。ですから先生のフルネームを書いておきました」

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849字

Anizine

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写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。