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3度目の結婚:博士の普通の愛情

野村監督の言葉ではないが、「モテる人の理由はわからないことがあるが、モテない人の理由は完全にわかる」。

今日はごく普通の恋愛の話をするようにつとめる。いつもは恥ずかしいので最後がホラーになってしまう。照れ隠しである。

この前、ある男性Aさんの話を聞いた。俺の友人のBから言わせると悪くない 男だと思って女性の前で「彼は恋愛対象としてどうか」という話をすると、その場にいた女性全員が「あの人はダメ」と言ったそうだ。

これは男女の評価の違いという問題も含んでしまっているけど、恋愛という利害関係を立脚点とする人から見ると「あの人、ないわ〜」ということらしい。満票で却下されたらしい。それも、食い気味に。

同性に見せる顔と異性に対する顔は違う場合が多いんだけど、その表裏がハッキリしている人はモテなくて、その差があまりない人がモテるような気がする。知らんけど。

知らんけど、と言ってしまうと始まらないので、理由がハッキリしている「モテない理由」の方だけはちゃんと考えておこう。

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Cくんという男がいた。2度離婚しているそうだが、3度目の結婚が近いという。それはおめでとう、と言ったのだが、過去2回の失敗を彼が語り出した。正直言って何の興味もないんだけど。善悪の判断はどちらか一方からだけ話を聞いてもわからない。自分を悪く言うことはないからだ。

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恋愛に関する、ごく普通の読み物です。

恋愛に関する、ごく普通の読み物です。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。