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拡散希望:『ロバート・ツルッパゲとの対話』

ワタナベアニです。

俺は写真家・アートディレクターなんですが、このたび本を出版することになりました。写真集でもデザインの本でもありません。

Amazonでのカテゴリは「哲学・思想」になっておりまして、頭がおかしいとしか思えません。ただ真面目なことを言わせていただければ、写真もデザインも、大前提として「哲学や思想がなければできないのだ」という当たり前のことがあまり知られていません。

デザインは絵を描くことであり、写真は感性や感覚にまかせたモノだと思われている。そうじゃないんです。どちらもアートではなくビジネスですから、「感覚でやりました」という人にまともな仕事は来ません。

ですからこの本は、自分が写真やデザインをやる以前の、「エピソードゼロ」として、自分に置き換えて読んでもらえるとうれしいです。毎日が生きづらいとか、閉塞感や焦燥感ばかりだという大人向けに書いたつもりですが、原稿を読んでもらった識者のひとりからは、「これを中学生の頃に読んでいたらヤバかった」との言葉をいただきました。嬉しい言葉でした。

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現代はより保守的で、不自由な足かせを強いられています。全員が同じタイミングで、誰に決められたわけでもないのに囚人服のようなリクルートスーツを着て、何をしているかもわからない企業に頭を下げに行くのが、安心できる未来なのでしょうか。それをもう一度考えてもらうために書きました。

俺は自由に、完全に自由に生きていますが、生活には何も困っていません。たぶん、一流の上場企業に勤めている人よりも「豊かな毎日」を送っているという自負はあります。jpegもあります。

俺のことをよく知っている人たちはもう「ロバート・ツルッパゲとの対話」のことはご存じでしょうが、それは内輪受けというか、知り合いのハゲが本を出したということだけなので、まったく俺のことを知らない人に届けるためにこれを書いています。

『ロバート・ツルッパゲとの対話』は2020年一月末に発売。予約受付中です。よろしくお願いいたします。
amazon.co.jp/dp/4908586071


多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。